AEROTHAN,その超軽量チューブの秘密
by: Nagao

今年に入り、多くのメーカーから発売された
「超軽量チューブ」。
その軽さは30g台と、今までの軽量チューブから見ても
一線を画すほどの軽さを持っています。

割合で言うと70%も軽くなっており、
それを可能にしたのが近年注目を集めている素材、
TPUチューブになります。
今回はこの素材に注目して
話題の軽量チューブを徹底解説します。

TPUとは??

 

正式名称は「ポリウレタン系熱可塑性エラストマー」。
これだけだと何なのかさっぱりなので
特徴をもう少し見てみましょう。

素材自体はプラスチックが由来となっています。
プラスチックというとペットボトルなど
伸縮性と縁遠そうに思われますが

TPUは伸縮性を持つプラスチックという属性を持ち、
スポーツウェアなどに使われてきました。

さて、そんなプラスチックが使われ始めたのは
やはりその圧倒的軽さがポイントになります。
次はTPUのメリットをご紹介します。

 

圧倒的軽さはパンク耐性を犠牲にしない

シュワルベ エアロザン 700C(ETRTO:28/35-622) 仏式40mm 箱入り 16E-SV TPUチューブ SCHWALBE |  ロードバイクパーツ,チューブ類,チューブ,シュワルベ | ワールドサイクル 通販

最大の特長はなんといってもその軽さ。
特にヒルクライムではその軽さが如実に表れます。
しかしそんなに軽くては他の性能が犠牲になるのではないか??
そう思われるかも知れません。

ところが転がり抵抗性能も
ラテックスチューブやチューブレスに劣らず
伸縮性を持つため耐パンク性能も高いです。

また、ラテックスチューブは
空気の保持力に若干の難がありますが、
TPUチューブは1週間放置しても
6気圧のチューブが4.5気圧になる程度と、保持力もお墨付き。

性能を見ても極めて高水準のチューブであるといえます。

一方、さすがのTPUも万能ではないので弱点があります。
次はTPUの弱点を見てみましょう。

 

弱点もあるが・・・

TPU自体は熱に弱いため、
リムブレーキの高熱に耐えられないという欠点がありました。

しかしながらSCHWALBEより発売されたAEROTHAN
世界最大級の化学企業である
BASF(名前自体は浸透していませんが、生活に驚くほど密着しています。)と協力する事で
リムブレーキであっても
リムの熱に負けてしまわない程の耐熱性を獲得しています。

装着手順が若干特殊なものの、
TPUは軽量化のパイオニアとなる素材と言えるでしょう。

 

今回は超軽量チューブのTPUを紹介致しました。
堅苦しい内容になってしまいましたが
圧倒的に良い性能をもつTPUチューブを徹底解説致しました。
お値段はですが、その分の価値は必ずございます。
決戦用にいかがでしょうか?

 

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