【インプレ】11速機械式から12速di2にしました！
by: Nagao

機械式の変速から電動に変えてみて思ったことをお話ししたいと思います！

R7020からR7170へ！

今までは完成車についていたコンポを使っていましたが、2年半使ったこともあり、せっかくだから新調してみよう！！ということで12速di2をインストールしてみました！！そこで感じた変化を3つに分けてご紹介いたします！

大きな変化1 :STIレバーが持ちやすい

 乗せ換えて最初に「おっ！」と思ったことにSTIレバーの持ちやすさがありました。一言でいうと握りやすい、でしょうか。さらに楽なポジションでライドできるようになったので上半身に余計な力をかけることなく快適にライドができるようになった、というのはうれしい誤算でした。

握り込む、添えるなど持ち方のバリエーションが増えたような感じで、エアロポジションや強く踏み込む必要のある登りやスプリントなどでも姿勢がぶれてしまうことなくガンガン行ける、というところもグッドで、よりライドが楽しくなるファクターでした。

大きな変化2: 変速系統が驚くほど快適

機能面

一度変速が決まってしまえばスプロケットやチェーンの伸びを除いて変速が飛ぶことはありません。変速もボタン一つでパっと変速が完了するので、ここでもそうですがストレス要因がなくなる、という点がうれしいポイントですね。スマホでフリック入力ができるようになって文字入力速度が大幅に上がった時の気持ちに近いかもしれません（笑）

メンテナンス面

これは12速に限った話ではないのですが、シマノのスマホアプリ「e-tube」をbluetoothにて接続することで変速の調整が非常に簡単です。アップデートなどもわざわざケーブルをパソコンにつないでどうこうする、といったこともなくなったのでお風呂に入っている間に完了できる、くらいには楽な作業になったのがうれしいですね。

アプリのインストールはコチラ。

ios版 

android版 

もちろんですが、ワイヤーテンションの調整なども不要になったのでテンションボルトをいじったり・・・などもなくなりストレスフリーになったこともうれしいですね。

大きな変化3:ギア比のパターンが実質「4」通り増えた

もともとがフロント50/34、リアが11-28だったのをフロント50/34,リア11-34に変え、単純な変化で言うなら登りが楽になり、ロングライドで重宝するようになりました。一方で競技面では次のようなメリットが生まれました。

12速にするとフロントリア合わせて24通り、11速だと22通りの変速パターンがあり得ます。単純に考えれば2通り増えた、と捉えるべきですが、注目するのはギア比です。ギア比でペダルの重さは変わるため、ギア比=(フロントの歯数)÷(リアの歯数)はロングライドなどに限らずレースにおいても重要な要素となります。

それでは下の表を見てみましょう。11速の11-28スプロケットおよび12速の11-34スプロケットを用いた時のギア比、1つ前のギア比との割合の違いを表にしたものです。

変化率で赤文字にした部分は前のギア比との変化率が1%未満である場所で、ここでは重複している組み合わせとして考えます。

この結果から11速では実質19通り、12速では23通りのため実質的に4通りのギア比を増やすことができる、と言えるわけです。 軽い部分が増えたのでつらい登りなどでの「ちょうどいいギア比」の選択肢が増えたと言えるでしょう。

まとめ　もう機械式に戻れなくなってしまいました（笑）

多くのDi2ユーザーのお客様や友人よりDi2いいよ！！と言われ、話半分に聞いていましたが、Di2にしてからはもう虜です。すべてにおいて圧倒的に楽である、という事象が全てですね。グロメットを変えたり増やしたりなどインストールに少し手間はかかりましたがそれを補ってなお余りある圧倒的な快適さを手に入れてしまい、もうもどれません。電動変速、最高です（笑）

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