自腹インプレ【MUCOFF 超音波チェーン最適化コーティングプログラム】異次元のスムーズさを体感した！
by: 奥平総帆

先日から川崎店でも始まった、MUCOFF チェーン最適化プログラム。
プロ選手が実際に使うチェーンに施工する方法と同じ機材を使用することで今まで体感したことのない、スムーズなチェーンに最適かすることのできるプログラムです。
すでにご注文もいただいておりますが、みなさまより「実際どうなの？」との声もいただいておりますので自腹でインプレしてきました！

 

MUC OFF 超音波チェーン最適化コーティングプログラムとは

Muc-offは、ピナレロを操るプロチーム「イネオス・グレナディアーズ」をはじめ、多くの大会で表彰台を独占した世界最速チェーンルブ「Ludicrous AF」や、スピードと耐久性を高次元でバランスさせたチェーンルブ「HYDRODYNAMIC LUBE」を発売してきました。
そのハイグレードなチェーンルブをプロレーサー同様の、最高のコンディションと温熱効果と超音波を使うことでチェーンを最適化するサービスとなっています。
使った感じとしては、低フリクション、クッション性、静音性が高い次元で両立しており、まるでチェーンのないクランクを回しているような感覚です。ぜひ皆様にもこの凄さを体感していただきたいです。

 

個人的に使用してきたチェーンオイル

もともとチェーンを綺麗にして色々なオイルを使用してきました。
なるべくメンテ頻度を少なくしたいので、汚れるオイルはあまり好きではありません。なのでドライ系か、柔らかめのオイルを好んで使用してきました。
今まで使用してきたオイルはこんな感じ。

WAKO’S 

CHAIN LUB Liquid SPEED
CHAIN LUB Liquid POWER

WAKO’Sは個人的に好きなケミカルブランドです。SPEEDはその名の通り、低抵抗。POWERは高負荷に耐えられ、クッション性の高いオイルです。
両方を混ぜて好みのオイルにチューニングできるところも特徴です。
SPEEDをロードに使用し低抵抗を、
POWERをシクロクロスに使用して高クッションを感じることができました。
性能の高さを感じられましたが、なるべくチェーンを綺麗な状態で使用したい自分としては、湿式なのでチェーンの汚れが気になりました。
POWERはクッション性が高いので駆動音はかなり小さくなりますが、ちょっと重さを感じましたが、シクロであれば問題ないので使い続けています。

 

SQUIRT

ドライルブ

横浜店勤務時代に勧められて使用しました。
商品名のとおり、乾式のオイルです。汚れが少なく使用できるのと、15mlとお試しで使える少量販売もあるのが特徴です。
ドライ系なので、汚れが少なく使用できました。ただ、耐久性が少なく感じました。

 

CERAMIC SPEED

NEW UFO DRIP

高性能なベアリングブランドのセラミックスピードが前作を改良して発売したドライ系のオイルです。
前作より値段が安くなり、性能も高くなったということで使ってみました。

ドライ系はすぐに油ぎれを起こしたようなキシキシした感じになることが多いのですが、使えば使うほど馴染んで回転が軽くなるのを感じました。
汚れも少なく、今まで使ってきたドライ系の中で最高のオイルでした。

 

CDJ

HYPER CHAIN OIL

ビッグプーリー を発売するカーボンドライジャパンから発売された高性能チェーンオイル。

湿式オイルは汚れがきになるので、低抵抗でもあまり好きではありませんでした。
このオイルは低抵抗でありつつ、汚れも少なく非常に感触のいいオイルです。

 

という感じのチェーンオイル遍歴です。そんな自分が先にも書きましたが、このチェーン最適化プログラム使った感じとしては、低フリクション、クッション性、静音性が高い次元で両立しており、まるでチェーンのないクランクを回しているような感覚を感じることができました。

 

Ludicrous AFインプレッション

特徴：世界最速のルブ

究極の低フリクション、クッション性、静音性、低パーツ摩耗 

実走データ

使用チェーン：KMC DLC 11s
使用コンポーネント：カンパニョーロ レコードEPS 2×11
走行場所：多摩川河川敷
走行距離：52km x2回

感想

静音性と低抵抗の両立という新しいフィーリングでした！

最適化プログラム使用前

最適化プログラムを実施する前にLUDICROUS AFを点眼して使用しました。

超高級オイルは使ったことがないので非常に楽しみでした。
チェーンをできるだけクリーナーを使用して洗浄し、一コマづつ点眼して使用しました。
これでも十分性能の高さを感じることができました。
今までのオイルはなんだったのかと思うほど抵抗が少なく、さらに静音性が高い。いままでこの両方が高い次元で両立しているオイルはありませんでした。
新宿本館のレーサースタッフも太鼓判の性能です。

では、最適化プログラムを施工するとどう違うのでしょう。

 

最適化プログラム施工

別のスタッフのチェーンのクリーニング状態です。
表側を10分間クリーナーにつけます。熱を与えながら超音波洗浄します。

 

洗浄が終わったら専用ブラシで磨き、さらに裏側も10分間超音波洗浄します。

洗浄液を水で洗い流すと手には一切汚れがつかない状態までクリーニングが完了しました。

いよいよLUDICROUS AFにどぶ漬します。50MLで１万円するオイルをこれだけ贅沢に使用するのは正直引きます。
チェーンの奥まで浸透させるため、超音波振動とオイルを適切に温めて施工します。
面裏、それぞれ１０分つづ合計２０分施工します。チェーンから泡が出てくるので奥までオイルが浸透しているのでしょう。
そのままではオイルでべったりなので、チェーンをしばらく吊ってオイルを切ります。
オイルがある程度切れたらウエスで適切に拭き取り、施工完了です。

 

LUDICROUS AFインプレッション

軽い

前回の自前のクリーニングと点眼でLUDICROUS AFを施工したときに比べて明らかに軽くなりました。
点眼での施工でも十分に軽さを感じたのですが、さらに上を行く軽さです。また、ある程度走るとなじむ為か、より滑らかな感触です。
自分のバイクにはもともと滑らかなDLCチェーン、CDJのビッグプーリーが付いていますが、さらにチェーンの軽さの底上げになるとは感動です。

クッション性

音の静かさは点眼と同等レベルでした。このチェーンオイルを使っての一番の感動ポイントが、チェーンの駆動が滑らかで、静がというところ。この料率は病みつきになります。
変速ショックも少なく、トルクをかけたと、チェーンがたすき掛けになっている時のきしむ感じもありません。
凄く快適でした。

汚れ

たった50kmしか走っていませんが、違いがありました。
前回自前のチェーンクリーニングで行った状態で同じ距離を走行して、かっつり黒くなっていました。
今回はこれしか汚れが出ませんでした。
考えられる理由としては超音波洗浄を行い、しっかりと奥までよこれをとりきることができたことと、汚れが無くなった部分に高性能なオイルを浸透させることができたからだと思っています。

 

最新12速ギアとの組み合わせは最強！？

川崎店の別のスタッフが使用しているのですが、ただでさえ変速のスムーズさに定評のある最新のギアにこれを施工するともう鬼に金棒です。
シンクロシフトのスムーズさが半端ないです。

 

HYDRODYNAMIC LUBEインプレッション

特徴：雨、泥の中で確実な潤滑性能を発揮するルブ

シクロ・MTB・過酷なウェットコンディションのロードライドに

実走データ

使用チェーン：KMC X11
使用コンポーネント：SRAM RIVAL 1×11
走行場所：秋ヶ瀬公園　バイクロア13 シクロクロス
走行距離：レース2回分　60分23km 路面ドライ

感想

オフロードでも十分性能を体感できました！

 こちらの写真が清掃前、家に帰ってきたときの状態です。
路面が完全にドライで、土埃が舞うようなコンディションでした。

 チェーンにも細かい砂埃がついています。
湿式のチェーンオイルなので当然、黒くチェーン、チェーンリング、スプロケ、プーリーにまとわりついています。
ただ、走っているときに砂のついた感じは無く、ロードで感じたクッション性、静粛性、低抵抗は明らかに感じられました。
今まで使用していたWAKOSのPOWERと同じようなクッション性がありつつ、抵抗が少ないのはオフロードを走行していても感じることができました。

 

オフロード走行に、チェーンの汚れはつきものです。
ウエスの乾拭きのみでこの状態にできました。湿式はべたつくので汚れが取れにくいことが往々にしてあるのですが、びっくりするくらいあっという間に綺麗になりました。
ケミカルを使用していないのでクランクを回すと砂を噛んでいる音はかすかにしますが、オイルが切れてしまっている感じもなく、まだこのまま使用できそうです。
雨の中を長距離走るブルベライダーにもいいかもしれませんね。

 

結論

ホイールをアップグレードしたような、プロの使用する低抵抗、静音性を体感することができました。
ぜひ、体感して見てください！
これは、本当に他のオイルが使えない体になってしまったのでは、、、、と思っています。

 

MUCOFF 超音波チェーン最適化コーティングプログラム

 

施工サービス内容

LUDICROUS AF  施工

特徴：世界最速のルブ

究極の低フリクション、クッション性、静音性、低パーツ摩耗。舗装路を走るロードバイクに最適です。

施工費定価 ¥4,980（税込）

2024年3月31日まで
キャンペーンプライス¥4,480（税込）

 

HYDRODYNAMIC LUBE 施工

特徴：雨、泥の中で確実な潤滑性能を発揮するルブ

シクロ・MTB・過酷なウェットコンディションのロードライドに最適です。

定価 ¥4,480（税込）を

2024年3月31日まで
キャンペーンプライス¥3,980（税込）