【低圧インプレ】ロードバイクを4気圧台で走ってみた
by: 奥平総帆

皆さん、ロードバイクタイヤの空気圧管理していますか?
28Cであれば通常空気圧は、
「5.5気圧約80psi~6気圧約90psi」
もっと細いタイヤであれば、
「7気圧約100psi入れましょう」と購入時に案内されたと思います。
ただ、そこから変化させずに、自分に合った空気圧を探したことがない方が大半ではないでしょうか。
私もそれほど冒険した空気圧にはせずに運用してきました。
近年ロードバイクはタイヤが太くなり、チューブレスではより低い空気圧で運用するようになっています。
そこで今回は、速く、快適な乗り心地を目指して一気に低圧で試してみようと思いましたので記事にしました。

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結論から:4気圧台で使ってみてどうだったのか

拍子抜けするぐらい普通でした。
乗り心地も良く、腰砕け感もない。かといって転がりが重く感じることはあまりない。
といったバランスが取れているという感想です。

では詳しくみていきましょう。

 

今までのセッティング遍歴

ロードに乗り始めてから20年、以下のような空気圧の変遷です。
ちなみに体重は77kgからほぼ変わっていません。

23Cクリンチャー時代 7気圧約100psi

25Cチューブレス時代 5.8気圧約85psi

28Cチューブレス時代 5.5気圧約80psi

今回のインプレッション

となります。

 

現在つけているタイヤの標準空気圧

今回インプレッションするタイヤはこちらです。

チューブレスレディー仕様です。

パッケージの標準数値ですと私の場合、
体重が77kgでリム幅が19C、タイヤ幅は28Cですので、私の条件を抜き出すと、

 

標準数値 :5.9気圧 85psi
アグレッシブライド:前後同じ気圧設定にする
快適性向上:前 マイナス0.3気圧 5psi(5.6気圧)
雨天時  :前後マイナス0.3気圧 5psi(5.6気圧)
21Cリム     :前後マイナス0.3気圧 5psi(5.6気圧)
17Cリム     :前後プラス    0.3気圧 5psi(6.2気圧)
※リムとタイヤの最大空気圧を超えて入れないように注意する必要あり

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標準空気圧はちょっと高めですね。5.5気圧で使用していたので、ほぼ快適性向上セッティングだった事が分かります。

 

今回のセッティング

空気圧は、SRAMのブラウザー上の計算できるサイトで算出しました。
https://axs.sram.com/guides/tire/pressure

タイヤ空気圧

フロント:4.62気圧 68psi
リア  :4.91気圧 72psi

自分の体重と機材で4気圧台で使うのは結構ドキドキです。
ただ、自分はシクロクロスのレースで出る際は、路面コンディションによりますが、
32Cのタイヤに21Cのリム幅の条件で1(15psi)〜1.5気圧(22psi)で使ってはいます。
が、完全なオンロードで4気圧台まで下げたことはなかったのです。

Screenshot_20240626-184656

 

パラメータに入れた主な条件

体重:77kg
車体総重量:9㎏(装備含む)
タイヤ幅:28c
リム幅:19c
タイヤタイプ:フックドチューブレス

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インプレッション 

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乗り心地、振動吸収性

フロントの空気圧が1気圧近く下がっているので、当然乗り心地は最高です。
荒れたアスファルトや凹凸があるような場所では、明らかに手にくる振動の角が取れていて滑らかになりました。
綺麗に絨毯の上を走っているような感覚です。

加速と速度維持

乗り心地が良くなるとどうしても無くなるのが鋭さです。加速は少し鈍く感じましたが、速度が乗ってしまえば速度の維持のしやすさはあまり変わらない印象です。

コーナリング、減速

空気圧が低くなったのでグリップ力が上がりました。
そのため、コーナリングの安定感、グリップ感、ブレーキの安心感が高くなった感覚がありました。
グリップすると怖さが無くなるので、安心してライディングに集中できます。

段差

 穴のような場所や歩道への乗り上げですが、今回は減速や抜重せずに突っ込むような乗り方はしなかったのですが、大きなギャップに一度突っ込みましたが、特段リム打ちしてしまうようなことはありませんでした。
だた、体重を乗せてしまうような乗り方はしていないので、抜重せずに突っ込んでしまうと危なかったかもしれません。唯一感じたデメリットかもしれません。

 

 最後に

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プロのロードレース界では、30Cが当たり前、悪路では32Cを使用。最新のロードバイクも今までは最大28Cだったのが30Cまで対応しているプランドがほとんどです。
空気圧は4気圧(59psi)前半が当たり前となりつつあります。
と数値だけ聞くとカルチャーショックに思えるのですが、適正な空気圧に設定することがでれば、
乗り心地の良さと、走りの性能を両立させて乗ることができます。
パンクしない範囲でぜひ皆様も空気圧探しを楽しんでみてください。
パーツを変えず、たった空気圧を変えるだけで劇的に変化すると思います。お試しください。

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