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2025/01/17 00:39
約2年ぶりの新車購入(TREK EMONDA ALR以来)!ピストはこれで7台目、CINELLIのVIGORELLIシリーズはブレーキ取付可能モデルでこれでコンプリート!
本記事後半から魅力や特徴をお伝えいたします!前半は組み上げに関する内容になります!
目次
Model Year : 2025
Color : 80’s Nazional Blue
販売価格:¥206,800-(税込)
今回わたくしが購入したのは新色となったCINELLIのVIGORELLI、フレームサイズはS(550)です!
CINELLIのVIGORELLIはフレームセットでの販売となるため、パーツを移植するか新しく揃える必要があります。ハンドル、グリップ、ステム、サドル、ホイール、タイヤ、クランク、チェーンリング、ボトムブラケット、チェーン、コグ、ロックリング、ブレーキ、ブレーキワイヤー(アウター&インナー)、ブレーキレバー、ペダル、、、、、
※VIGORELLIの場合ヘッドパーツ&専用形状シートポストはフレームセットに付属します
変速機が不要なピストの場合でもフレームセットから組み上げる場合それなりにパーツが必要になりますが、一部の例外を除いてピストは殆どの箇所のパーツの規格が統一されているため、既に乗っているピストからの移植が容易です!
今回のコンセプトは如何に新品パーツを使わずに組み上げられるか!
先に今回の移植時に新しく購入したパーツからご紹介、逆に言うとこれら以外は全て移植して組み上げられました!
コラムスペーサーは汎用規格のもので大丈夫なフレームでコラムスペーサーは家に沢山あるのですが、、、今回はフレームにカラーに合わせてブルーの3mmを2つ購入
遊び心満載なデザインのフレームなのでコラムスペーサーでも少し遊び心を添えてみました。
VIGORELLIはトップチューブが逆スローピングしており、その影響でブレーキレバーからリアブレーキ本体まで若干遠回りしており今まで使っていたものでは長さが足りなくなります!
せっかくなので日泉のブレーキアウターにしました!日泉のブレーキアウターはとてもしなやかでブレーキレバーのタッチ感が軽やかになります!
今回移植するにあたって「交換が必要になるだろうなー」と思っていたのがチェーンだったのですがそのまま移植可能でした(移植元のフレームのチェーンステイ長やBBドロップ量などによっては交換が必要になります)、チェーンを新品にするとチェーンリングやコグの摩耗具合によっては嚙み合わせが悪くなり歯飛びする可能も出てくるのでここを変えずに済んだのは大きなラッキーポイントでした!
今回の「可能な限り移植する」でお伝えしたいポイントとしては、既に乗られている方の場合は出費を抑えて新品フレームに乗り換えられるという点、そして手持ちの良いパーツは次のフレームでも使えるため悩むなら思い切って購入しておいた方が良いということです!
以下の画像は移植したパーツですが購入当時と比べると大幅に値上がりしていたり販売終了品が殆ど「当時頑張って購入しておいて良かったー」と感じる組み換え作業でした。
クランク:SRAM / OMNIUM(廃番)
チェーンリング:SUGINO / ZEN 47T
コグ:EURO ASIA / GOLD MEDAL 14T&15T (両サイド固定ギア取付済み)
リム:ENVE / S.E.S 4.5 リムブレーキ(廃番)
ハブ:DT SWISS / TRACK HUB
ステム:DEDA / TRENTACINQUE 35mmクランプ
ブレーキ:CAMPAGNOLO / SUPER RECORD
などなど、現在入手可能なパーツも当時と比べて値上がりしていますが、今購入しておけば数年後に「あの時買っておいて良かった」と思えることでしょう!ロードバイクやマウンテンバイクなどは新しい規格が登場し昔と今では互換が無いという現象が起きますがピストの場合は今のところその心配をしなくても大丈夫という強みのあるジャンルです!
パーツに関しては移植元があったため、出費を抑えながら満足いく1台にできるというバックボーン込みで新色VIGORELLIの購入に至りました!
CINELLIのアルミフレームピストは代々COLUMBUS社のエアプレーンを採用した軽さと剛性のあるフレームというのが特徴、フロントフォークもCOLUMBUS社のヒューチュラというフルカーボンフォーク、スペック的には使用用途的にはオーバースペックぐらいに備わっています(使用用途は街乗り、通勤、軽めの運動強度のサイクリング)、すでにCINELLIのピストは複数台持っているので乗り味などは想定可能、複数持っているわたしが購入に至った最大のポイントは走行スペック込みで「デザインがとにかくカッコイイ」です!
大きな購入理由は「デザインがカッコよすぎる」という一目惚れ、どの箇所というピンポイントではなくデザインの全てに対して一目惚れ、発注段階で「これは買うぞ!」とSサイズを1セット多く発注しました笑
令和になってこれほどデザインで遊んでいるフレームはなかなか無いかと思います!
普段店頭でご案内させていただく際に「デザイン気に入るかどうかという点を大事にしてください」とお話しさせていただくことが多いのですが、我々が新車を購入する際にも見た目気に入るか否かは実際に大事にしている要素です!気に入った車体の方がとりあえずで購入した車体よりも「乗るモチベーション」や「手入れの頻度」が絶対に気に入って買った車体の方が良くなりますよね?趣味で乗る限りは気に入るか否かの要素は大事にしてください。
ダウンチューブ裏のVIGORELLI特有の顔も健在です!
ヘッドチューブの綺麗に収まったCINELLIウィングロゴのCから始まり、フロントフォークにINELLIの文字が入り”CINELLI”になるこのデザイン!秀逸です!
エアロ形状で横から見ると極太のシートチューブに”VIGO”そしてダウンチューブに”RELLI”が散りばめられておりそれぞれでモデル名のVIGORELLIとなっています!これはピストというジャンルにおいて”VIGORELLI”というモデル名が広く認知されているという前提があったうえで分割されて散りばめられていても”VIGORELLI”と認識されるというCINELLIの自信も垣間見えますね!
80’sナショナルカラーというカラーネームの新色VIGORELLI、ロゴの配置の仕方だけでなくブルーの綺麗なフェードカラーもカッコイイ!
ナショナルカラーという点はサッカーイタリア代表のユニフォームが分かりやすい例のアズーリと呼ばれたりするカラーリングがベースとなっています!若干脱線しますがイタリアの車や自転車メーカー(もしくはイタリア自転車パーツメーカー)は赤を多用します。これはモータースポーツにおいてのイタリアのナショナルカラーからきています。
昨今の自転車はメーカーというよりかはモデルによってロゴが小さかったり大きかったり、これは個人の好みの問題ですが私は大き目で主張があるロゴの方が好み、これに合わせてENVEのホイールもブラックデカール版もホワイトデカール版も持っているのですが今回のVIGORELLIにはホワイトロゴのENVEホイールにしました!
私自身TRACK競技などレースで使うつもりは一切考慮していないためUCI認定は購入動機ではないのですが、旧カラーの同一VIGORELLIを当店で購入されたお客様の中でもUCI認定フレームだから購入されたお客様もおり、実際に国ポイ内の大規模なトラック競技でも活躍されています!そのUCI認定フレームでありながらブレーキ本体が取付可能&リアブレーキケーブルをフレーム内装可能という特徴があります!
個人的にはピスト購入する場合ブレーキ本体取付可能かつアダプターなど不要で取付可能というポイントとリアブレーキケーブルがスマートに取付可能というポイントは必須項目
CINELLIのVIGORELLIが3種類あった時代(VIGORELLI SHARK、ALU、STEEL)からブレーキ取付可能&リアブレーキケーブルがトップチューブ内を通るようになり今に至ります!
上の画像三台は全て私が購入した旧VIGORELLI三種類、身長170cmの私は全てSサイズを購入しています!次は現行VIGORELLIのサイズのお話しへと続きます。
CINELLIの現行VIGORELLIはいわゆる逆スローピングと呼ばれるフレームジオメトリーとなっています!
トップチューブがシートチューブ側からヘッドチューブ側へ前下がりのようなジオメトリーとなっています!
実際はトップチューブ(T1)が前下がりというよりも後ろ上がりの方がニュアンスとしては正しく、シートチューブ長(S1)の実寸が一般的な車体よりも長くなっています!これによってCINELLIのSサイズ(身長目安170cm)というとサイズ表記52前後の数字であることが多いのですが現行VIGORELLIのSサイズは55というサイズ表記になり1サイズないしは1.5サイズ大きいような数字になります。
サイズ表記55(Sサイズ)の場合トップチューブ長T1は526mm、52(XSサイズ)の場合は500mm、57(Mサイズ)の場合は558mm
上の画像の状態でS(550)サイズ、サドル高さ690mm、ロードバイクよりもピストの方がハンドル落差(サドルの高さに対してハンドル高さがどのくらい低いか)がつきやすいジャンルのため、ピストならよくあるハンドル落差といった感じです!
現行VIGORELLIのジオメトリー(逆スローピング)の場合、サイズが合っているとだいたいこのぐらいのシートポスト突き出し量になることでしょう!一般的なジオメトリーの車体ぐらいのシートポストが出るようなサイズ選びをしてしますとヘッドチューブが短くハンドル落差が大きくなりすぎてしまったり(ピストはBB DROP量だったりの関係で元々ハンドル落差が出やすい)、トップチューブ長が短くハンドルが近い現象が起こります!そのためサイズ表記の52とか55とか57という数字だけで選んでしまうと乗りにくくなってしまうのでお気をつけください!
現行VIGORELLIはXS(520)サイズ表記で身長目安165cm前後、S(550)サイズ表記で身長目安170cm前後、M(570)サイズ表記で身長175cm前後と思っていただければだいたい大丈夫かと思います!いつまでかの期限は未定ですが私が購入したSサイズはわたくし出勤日の場合川崎店で展示しておきますので跨いで頂いて丁度とか大きいとか小さいとかのサイズ感の確認も可能です!※勝手に跨いだりしないで必ずスタッフにお声掛けください。
VIGORELLI 80’s National Blue(フレームセット)のワイズロード川崎店在庫は以下の通りです!
XSサイズ:2セット
Sサイズ:1セット
Mサイズ:1セット
※1月16日現在
CINELLIの新色VIGORELLIをご検討中の方は是非ワイズロード川崎店へお越しくださいませ!
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