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2025/08/06 12:04
「暑熱順化」という言葉をご存知でしょうか?
「暑熱順化」とは体が暑さに慣れることです。暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて暑さに強くなりますが、 暑さに慣れていないと体温調節機能がうまく働かず、熱中症のリスクが高まってしまいます。
人は運動や仕事などで体を動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇します。体温が上がった時は、汗をかくこと(発汗)による気化熱や、心拍数の上昇や皮膚血管拡張によって体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散で体温を調節しています。この体温の調節がうまくできなくなると、体の中に熱がたまって体温が上昇し、熱中症が引き起こされます。
暑熱順化がすすむと、発汗量や皮膚血流量が増加し、発汗による気化熱や体の表面から熱を逃がす熱放散がしやすくなります。
地球温暖化の影響で年々厳しい暑さとなる中、夏の時期の熱中症対策は勿論のこと、アスリート(プロアマ問わず)にとっては最大限のパフォーマンスを発揮するために暑熱順化トレーニングを行うことの重要度が高まっているんです。
今回ご紹介するのは、暑熱順化に重要な身体の深部体温をマネジメントするのに役立つ深部体温センサー「CORE」です。
CORE Body Temperature Monitor(通称 CORE 1)
税 込 44,000円
サイズ 50mm×40mm×8.35mm
重 量 12g
バッテリー 連続6日間センシング(スリープモードで最長6週間)※条件による
CORE 2 Thermal Sensor(通称 CORE 2)
税 込 48,400円
サイズ 41.9 x 29.4 x 7.1mm (本体のみ)、45.1 x 32.6 x 9.6mm(付属クリップ装着時)
重 量 8.6g (クリップなし) 、11.4g(付属クリップ装着時)
バッテリー 6日間、スタンバイモードを有効にすると最大30日間※条件による
CORE2は今年4月に先行予約となった新モデルです。
深部体温センサー自体はCORE 1もCORE 2も同じセンサーです。違いはCORE 2はコンパクトになり、充電ケーブル端子がTYPE-C化となっています。また、チェストストラップ方式の心拍センサーへの固定方法がクリップ式から、ベルトを通したホルダーに固定する方法に変わっています。
深部体温とは皮膚表面温度ではなく、脳や内臓の温度のことで、外気温に影響を一定に保たれるように調整されています。深部体温は生命維持に重要な役割を果たしており、健康管理や睡眠の質にも影響を与えるため、近年注目されているんです。
トライアスリートでは東京オリンピックの金メダリストである、クリスチャン・ブレメンフェルトやロードレースの世界でもボカチャルを筆頭に多くのチームや選手が使用しています。
公式WEBサイトでのCOREの対応デバイスは、GARMIN、WAHOO、SUUNTO、COROSとなっていますが、HAMMERHEADも対応しています(CORE 2のパッケージには記載があります)
COREを使った暑熱順化トレーニングではまず、トレーニングに最適な自分の温度「ヒートトレーニングゾーン」を割り出すための「ヒート・ランプ・テスト」を行うことをおススメします。
https://corebodytemp.jp/heat-training.html
この適切な領域「ヒートトレーニングゾーン」で継続的にトレーニングすると、効果的に暑熱順化が促され、暑さへの対応力やパフォーマンスが上がっていきます。
深部体温を上げ過ぎてトレーニングを続けてしまうと、熱中症や身体ダメージ(回復が遅れ疲労が溜まってしまう)のリスクが高まってしまうので、自分の「ヒートトレーニングゾーン」を知ることは重要です。
適切なヒートトレーニングゾーンで45~90分間、週2~3回の頻度で継続してトレーニングすることで、暑い環境下でのパフォーマンスの低下を抑える効果に繋がります。
ここからは使用感になりますが、私はサイコンも時計もGARMINを使用しており、趣味のロードバイクとランニングの暑熱順化トレーニングを可視化すべくCORE 1を購入!
(本当はCORE 2が欲しかったのですが発売されたばかりで入荷が遅れていたため、CORE1を購入しました)
GARMINサイコン(EDGE 830)での表示はこのような感じです。
上が深部体温、下が皮膚表面温度です。画面中央のHSI(Heat Stress Index) は、深部体温の上昇を示す指標で、それぞれが体への暑熱による負担のレベルを表しており、数値が高いほど熱ストレスが高い状態を表します。ゾーンは4段階に分類されそれぞれのゾーンでの活動時間が記録されます。ヒートゾーンの指標は以下の通りです。
ヒートゾーン1=HSI 0~1
熱疲労なし。最適なパフォーマンス状態
ヒートゾーン2=HSI 1~3
中程度の熱負荷。パフォーマンスは通常より低下する可能性がある。このゾーンでのトレーニングは多少の暑熱適応をもたらす可能性がある
ヒートゾーン3=HSI 3~7
高い暑熱負荷。パフォーマンスが低下するゾーン。適切な水分補給と冷却戦略によりパフォーマンスの維持に努めましょう。このゾーンでのトレーニングは最適な暑熱対応をもたらします。
ヒートゾーン4=HSI 7~
極めて高い暑熱負荷。このゾーンで長時間運動すると深刻な健康障害を引き起こす可能性がある。運動強度を下げるか運動を中止し、速やかにクールダウンする必要がある。熱中症の症状がある場合は医療機関を受診。
COREのスマホアプリ上のデータ表示画面では「概要」と「統計」欄があり、暑熱順化スコアと併せてCORE使用時の深部体温、HSIの推移がグラフで表示されます。
導入時のアドバイスとしては、COREのWEBサイトに記載のあるGARMINデバイスでスマホアプリとのペアリング方法で、Connect IQアプリを2つダウンロードをするよう記載がありますが、「CORE Body Temperature Monitor Widget」はアプリがありませんのでダウンロードできなくて大丈夫です。
また使用時のアドイバイスとしては、COREセンサーは上下に振るとLEDライトが点滅し起動しますが、装着してから深部体温を計測するまでに時間を要する(大体10~20分程)ので、トレーニング直前ではなく少し前に装着すると良いですね。私はトレーニングをする日は朝起きたら心拍計と共にCOREを装着してから準備しています。それとCOREセンサーの装着位置ですが、胸部の脇の下20㎝ほどの位置にCOREセンサーがくるように装着してください。
使用して間もないながらも、COREを使用して一定の負荷でトレーニングしていると自分の深部体温がどれくらいになるとパフォーマンスが低下するのか分岐点が何となく見えてきます。勿論その日のコンディションやペースも影響しますが、その分岐点の深部体温に近づきそうになったら、水分補給や頭から水をかぶったり、日陰で休憩を取ったりと、深部体温データに基づいて行動をとることで暑さによる疲労を貯め過ぎずに暑熱適応力を高める効果を得られると思います。
これからも年々暑さが厳しくなると予想される中で、最大限のパフォーマンスを引き出す上で出来るだけ暑さによる疲労を貯めることなく暑熱適応力を高めることはより重要となっていくと思います。深部体温というパフォーマンスを大きく左右する身体データを定量的にモニタリングできる深部体温センサー「CORE」おススメしたいです!
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新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。 |
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