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【パワー‼️】マンダラートで考える表彰台への道
by: YUSA

販売する側は、商品に対してどうしても、機能と用途の説明に傾注してしまいます。
「〇〇ができる」
「XXが新しい」
「△△が楽しい」
といった具合に。
これを続けると、私もお客様も結構お腹いっぱいになってしまうので、ここいらでひとつ、とあるゴールを設定して、ゴールから自転車用品を考えてみようと思い立ちました。今回設定するゴールは…
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表彰台

イエス。自転車関連レースの表彰台です。規模は何でも良いです。とにかく表彰台に立つこと。目指すは金メダルです。その時、自転車屋さん(あるいは自転車用品)は、その実現に向けてどのようなサポートができるのか。

答え

YUSAの考えを先に、敢えて簡潔に申し上げておきます。
答え:スマートトレーナー/Zwiftを活用したトレーニングを行う
パリ〜ルーベ 2016では、ケガでスマートトレーナーのトレーニングを余儀なくされたマシュー・ヘイマン(オーストラリア/オリカ・グリーンエッジ)が、優勝をかっさらったという逸話が残されています。

スマートトレーナーが管理してくれる

2000年代のトレーニング

「強くなりたい・速くなりたい」と考えたときに、真っ先に思い浮かぶのはキツいトレーニングと難しい専門用語(今回は一切触れません。知らずとも強くなれます)かと思います。運動の強度・頻度・期間等、全てを適切に組み上げて最短で上達を目指す作業は、困難を極めます。例えば2000年代辺りのトレーニング本を眺めてみると、トレーニング方法の項にはこんな記述が見られます(一部抜粋)。
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いかがでしょうか。難しい構成要素を並べている割には、

・全力
・ほぼ全力
・ゆっくりペダリング
・一定
・重いギア
・急坂
・緩い坂

等の「ざっくりした表現」を用いていることがお分かりいただけると思います。先人たちが如何に工夫して、苦労してトレーニング理論を組み立て、パフォーマンスアップを図ってきたかを知ることができます。

令和はスマトレ

外を走っていないけれど、外を走っている気分(VR)。実際には移動していないのだけれど、彼の地に赴いてライドしている気分( AR)。スマートトレーナーは、双方を体現する優れもので、次世代型フィットネスアイテムです。2023年6月にシンガポールで初開催された eスポーツオリンピックでは、スマートトレーナーを活用した自転車競技が、正式種目に採用されるまでに至りました。春夏秋冬天候や時間帯に関係なく、あなたのアクティビティをアシストします。
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参考画像

「スマートトレーナーを活用したトレーニングを行う」ことを、表彰台を目指すトレーニングの最適解に掲げました理由としては、上述の「ざっくりした表現」の部分を、スマートトレーナーの力できっちり数値で管理(見える化)できるようになるからです。とりわけZwiftに於いては、プロフェッショナルのトレーナーが作成した豊富なトレーニングメニューが用意されているため、ライダーは難しいトレーニング用語を理解したり、ジムや自身でトレーニングプランを立てる煩雑さから解放され、目標に向かって好きな時間に効果的でエネルギッシュなワークアウトが可能になります。自分の能力に合ったガイド付きインターバルは、分かりやすいけれどチャレンジングな内容。つまりはトレーニングの「楽しい部分にフォーカス」して、強くなるためのトレーニングに集中できるというわけです。世界のトップレベルのコーチ陣と一緒に、自分の長所を伸ばしつつ、改善すべき点に的を絞ります。数々の勝利を収めてきたコーチたちを味方に、さらに強い自分を実現しましょう。英語表記が苦手な方は、流行りの翻訳サイトを活用されると良いでしょう。

Zwift〜1,000を超えるワークアウトメニュー〜
https://www.zwift.com/ja/training-plans

本題〜マンダラート〜

Zwiftが優秀なアプリケーションであることは疑う余地がありませんが、実際には「世界トップレベルのコーチ陣」が用意するトレーニングメニューはものすごくキツいです。自身の戦闘能力(FTP測定結果に基づく)から、オーダーメイドでトレーニングメニューが作成されるわけですが、確実にレベルアップするために、ギリギリこなすことができるであろう限界値を、遠慮なく指定してきます。
参考:【SARIS x ZWIFT_復活パワトレ!】最終報告_4週間FTP増幅プログラム [4wk FTP Booster]

したがいまして、ただ「スマートトレーナーに乗る」時間を捻出するだけでは、一流コーチ陣のメニューを指定通りの出力で、指定通りのスケジュールで完璧にこなすことは、到底不可能です。では、どうするか。

早速つくってみた

マンダラートを活用してみます。マンダラートは、目標達成や課題解決に向けて考えをまとめるツール。一流のトレーニングメニューを、一流の姿勢で取り組めば、一流の結果がついてくるという私自身の考えから、独断でマンダラートを作成してみました。本ブログは、ここからが本題です。

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YUSA’s マンダラート〜自転車レースでの表彰台〜

こうして眺めてみると、「自転車レースで表彰台に立つ」という大目標を取り巻く必要条件のうち、自転車関連のマスはほんの僅かで、しかも「Zwiftパワトレ(パワートレーニング)」は、たった一つの必要条件(あるいは手段/マス)に過ぎないということがわかります。YUSAが申し上げたいことは、まさにこの点にあります。このマンダラートからは(むろん個人差はあるものの)、自転車と自転車用品を活用するだけでは、到底表彰台に辿り着くことは不可能で、自身の思考やライフタイルを総動員して取り組む必要がある、ということがお分かりいただけると思います。大目標を取り巻く8つの要素について、順番に見て参りましょう。

PWR 5.5

表彰台を目指すのであれば、妥当な数値でしょう(あるいは、ちょっと足りないくらいか…)。逆算すると、YUSAの場合はFTP 363 [W]です。

PWR(Power Weight Ratio;単位kg当たりの出力)
= FTP 363 [W]/体重66 [kg]
= 5.5 [W/kg]

実際には、ここまでの脚力はYUSAにはありませんので、下方修正しながらタイムスケジュールを設定していくことになると思います。ちなみにワールドチーム上位の選手になると、PWRは>7.0 [W/kg]にまで達するそうです。

メンタル

耳にする機会が多いワードですが、強いメンタルとはどのようなものでしょうか。YUSAの場合は、誰に何を言われようと、何があろうと、自分で決めたことは必ずやり通す継続力だと考えています。同時に、それが自分の強みであるとも考えています。そして、うまく行かない時や不調の時には、その思念を断ち切る力が継続を強力にサポートします。皆さんも、マンダラートのマス埋めに迷ったら、自分の強みにフォーカスすると気持ちが楽になると思います。

食事

そもそも食事と日々のパフォーマンス、そして心身の健康は切り離して考えることはできないのですが、40代も半ばに差し掛かった身としては、食に最新の注意を払わねばならぬと考えております。その際、EPA摂取は継続力を発揮するために不可欠であると考えております。
参考
【100% CHIGASAKI -EPA-】継続のために継続すべきこと
【100% CHIGASAKI -EPA-】第1回 血液検査結果
【100% CHIGASAKI -EPA-】エイコサン,ドコサ行った?
【100% CHIGASAKI -EPA-】 中間報告① 〜果たして効果はあるのかEPA〜
【100% CHIGASAKI -EPA-】 中間報告② 〜Max Performance in 2020〜
【100% CHIGASAKI -EPA-】 中間報告③ 〜EPAは人の幸福感を高める〜
【100% CHIGASAKI -EPA-】第2回 血液検査結果
【100% CHIGASAKI -EPA-】第3回 血液検査最終結果

自転車

全て、ワイズロードにお任せください。

心の平穏なくしてチャレンジは成り立たぬと考えます。チャレンジに疑問がつきまとうようでは、その時点でチャレンジは失敗です。ここでは、私自身が心の平穏を得るために大切なことを考えました。

多くの名選手、著名人の方々が成功の秘訣について語るとき、「運」という言葉が頻出します。そして運は自身の行動で引き寄せるものであるとしています。これに関しては、YUSAも全くの同意見です。

人間性

 ・壁にぶつかったとき
・前例のない困難に遭遇したとき
・重要な選択を迫られたとき

等々、人生の重要な局面に差し掛かった時に、正しく健全な判断を下すのに必要なスキルは技術でも人脈でもなく、人間性だと思います。そして土台がしっかり構築されることで、継続的かつ生産的な技術の向上が見込めるのだと思います。道のりは長いだろうけれども、その先に頂点が待っているはずだとYUSAは思いますし、如何なる道を志しても、基本は同じであると考えます。 

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参考:【100% CHIGASAKI】世界の頂点に立つために 

フィジカル

 フィジカル強化については、実は最も苦手で攻略に時間を要する項であると考えています(筋トレが嫌い…)。しかし、トラック男子1 kmTTの元世界記録保持者、フランソワ・ペルヴィスのように「ノーマッサー、ノーメカニック、ノートレーナー」で世界の頂点に上り詰めた猛者もおりますから、自分に合ったやり方を模索しつつ、フィジカルを強化します。

 まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はあえて販売側の視点から離れて、「ゴールから考える自転車用品」について、マンダラートの切り口で考えてみました。表彰台に立つというゴールを考えたとき、スマートトレーナーの活用が有効且つ必須であることに間違いはないように思います。私自身は、自転車/スマートトレーナーの使い方、位置付けや価値には、無限の可能性があり、超高齢社会の日本を支えるパワーがあると考えています。私が作成するマンダラートでは、真ん中の大目標がレースでの表彰台でなくとも、必ずどこかのマスに「スマトレ」が入ります。自転車レースだけでなく、人生の勝利者になるために、スマートトレーナーは、皆さんの人生をサポートしてくれると思います。
参考:【日本の救世主になるか】大衆向けスマートトレーナーXPLOVA NOZA One

Dec. 2023 YUSA

 
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YUSA家実家所蔵のトロフィーやメダル。生涯の宝物です。目指すは常に金メダルです。

 

オススメ

スマートトレーナーには、ロード/グラベル/クロス/MTB等々いずれの車種もマウント可能です。すぐにご用意できるオススメ機材をご紹介いたします(2023年12月現在)。

スマートトレーナー

Wahoo KICKR

KICKR AXISアクションフィート、+/- 1%パワー精度に更にWi-Fi接続機能が追加された最新バージョンのKICKRスマートトレーナー。ボディには耐久性と安定性に優れたカーボンスチールを採用し、クラス最高の室内スマートトレーナーデザインを実現。あらゆるタイプのサイクリストの要求に応えます。新たに追加された2.4GHz Wi-Fi接続に3つのBluetooth同時接続が可能で、スムーズにワークアウトを開始できます。KICKR CLIMBインドアグレードシミュレーターや、BluetoothとANT+に対応するKICKR HEADWINDスマートファンと組み合わせて使うことで、没入感の高い、これまでにない屋内走行をお楽しみいただけます。

 

Wahoo KICKER MOVE

トレーナー本体に約20cmの前後方向への動きが追加されています。これにより、まったく新しい次元のライドフィールを実現し、この内蔵された2軸の動きは、屋外でサイクリングをしている感覚に驚くほど似ています。その結果、これまで以上に魅力的で、快適で、リアルなインドアサイクリング体験が可能になりました。KICKR MOVEは、アスリートがインドアトレーニングやワークアウトを最大限に活用できる快適さ、モチベーション、楽しさを提供します。

Wahoo KICKR CLIMB

フロントフォークに取り付けることで斜度の調整が可能です(+20%~-10%)。ライドアプリと連動して自動で斜度が変わります。付属のリモートコントローラーを使えば、手動でも斜度の変更が可能です。

 

XPLOVA NOZA V

低価格を実現したハイパフォーマンスなXplovaフラッグシップモデル。ケイデンスセンサー内蔵。アジャスター付きフロントレッグとリアレッグの計4つのラバーフィートとスタビライザーの効果で、ダンシング時の横揺れを2.5度まで吸収。ダンシング時やスプリント時でも安定したライディングを実現しました。高負荷でしっかりトレーニングしたい方や、バーチャルレースなどに積極的に出走したい方にオススメです。

 

ロードバイク

TBD

クロスバイク

TBD

MTB

TBD

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