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レッツ軽量化!あなたのロードバイクをヒルクライム決戦仕様にするアイテム21選!
by: 石澤貴志

ワイズロードオンラインの石澤です。

一昔前と違い、軽さよりも空力の方が主眼を置かれるようになったロードバイクですが、まだまだ軽さが求められる用途がヒルクライムです。
軽量化の恩恵が大きい部位はありますが、どのパーツを交換しても、それぞれに固有のメリットがあります。

今回はヒルクライムイベントに向けて、ロードバイク向けのスペシャルな軽量パーツをご案内いたします。

軽量化のポイント

足しても足しても軽くならない??

軽量化のポイント 基本のキ!足しても足しても軽くならない??ロードバイクのチューンナップは足し算ではなく引き算。今付いているパーツをより軽いものに交換することで自転車を軽くしていきます。

カーボンパーツでの軽量化は特に効果的

軽量パーツは素材レベルで軽量な物が使われています。
特にカーボンは軽量化の効果が大きく、剛性にも優れるためヒルクライムでのバイクの反応性も上げられます。
ただしお値段は高めなうえ、大きな衝撃が加わると目には見えない破損が起きることも。自転車を丁寧に取り扱う繊細さが求められます。

逆にアルミはカーボン素材ほど取り扱いに神経質さが求められないパーツが多いため、自分で自転車を整備してみたいDIY派の方にも取っつきやすいチューンナップです。

また、たとえ同じ素材でもグレードによって軽さは変わります。そのためアルミ素材同士でパーツ交換を行っても、上級グレードの部品にするだけでもも軽量化は可能です。

パーツ別のポイント&オススメアイテム

ここからは、パーツのジャンル別におススメの軽量パーツをご紹介いたします。
あなたが目指すチューンナップの方向性に合わせて、ピッタリのパーツをお選びください。
※リンク先の商品は代表的なモデルです。カラー・サイズに関しては、お客様の自転車や身体に合ったものをお選びください。
また、数量に限りがある商品もございます。品切れの際はご容赦くださいませ。

ホイール・タイヤ – 足回りは最優先の軽量化ポイント

 

  ホイール・タイヤ   軽量化のこうかはばつぐんだ!足回りは最優先の軽量化ポイント

軽さが走りに直結する一番のエリアが、ホイールなどのいわゆる「足回り」と呼ばれるパーツ。
高速で回転し自転車本体以上に大きなモーメント(動き)が働いているため、軽いホイール・タイヤにするだけで、「ほかのパーツのn(=人によって2~10など、感じ方はそれぞれ)倍の効果がある!」と言われるほど。
特に山を駆け上がるヒルクライムでは、常時ホイールの漕ぎ出しが続いているような状態のため、軽量化の恩恵が大きくなります。

オススメホイール3選

MAVIC COSMIC SLR 32 DCL

 

世に「完組ホイール」(完成状態で販売されるホイール)という概念を生み出したのが、フランスのMAVIC(マヴィック)。

カーボンリムモデルに自社の技術を結集したのが、今回ご紹介する「コスミックSLR」です。
リムハイト別に3モデルがラインナップされており、最もヒルクライム向けのローハイトモデルがこちらです。
反応性の高さに加え、転がり抵抗に優れるチューブレスタイヤに対応し、あなたを軽快に後押ししてくれます。

SHIMANO  WH-R9270-C36-TL-F/R

勝利のために生み出されたコンポーネント「DURA-ACE」の名を冠するホイール。
最新のあらゆるトレンドを盛り込み、ペア重量1350gの軽さを達成しながら、エアロ効果、チューブレス対応と死角なし。シマノ12速専用。

Campagnolo HYPERON ULTRA DB 2WAY FIT

 

コンポもさることながらホイールの評価が非常に高いカンパニョーロが放つ、ヒルクライムの決戦兵器。
37mmのリムハイトからは想像もつかない1240gの驚異的軽さと、ミディアムプロファイルホイール「BORA」で培ってきた技術が驚異的なクライミング能力をバイクに与えます。

オススメチューブレスタイヤ3選

CONTINENTAL  GP5000 TT TR

あらゆるロードタイヤのベンチマークとなって久しい名作タイヤに軽量モデルが登場。
耐パンクケーシングを採用したまま225g(25C)の軽さを実現し、決戦用タイヤとして完璧な仕上がり。

VITTORIA  CORSA PRO SPEED G2.0 TLR

チューブラー時代からタイヤを見つめ続けてきたヴィットリアの最新作。
伝統的製法と革新的技術の融合で、ヒルクライムのみならずレーシング性能を究極レベルに押し上げています。

IRC FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS READY S-LIGHT 

国産の雄・IRCは他社に先駆けてロードチューブレスタイヤを手がけた先見性のあるブランド。天然由来の素材「RBCC」がグリップ力とハンドリング性能を提供。最新ホイールの仕様「フックレス」にも対応。

オススメクリンチャータイヤ3選

PANARACER AGILEST LIGHT 

レースモデル「アジリスト」をさらに軽量化し、ヒルクライムに特化させたスペシャルモデル。
ヒルクライムモデルの前作「GILLAR」から重量を増やすこと無く、転がり抵抗低減が実現した超軽量レーシングタイヤ。その重量は23Cで160gと超軽量!

 

GOODYEAR Eagle F1 SuperSport R Tube Type

アメリカから自転車用タイヤ界に殴り込みをかけてきた黒船。
ただ軽量なだけでなく、150TPIのしなやかなケーシングが山岳特有の荒れたアスファルトでもしっかりとしたトラクションを実現。

MAXXIS HIGH ROAD SL

MTBでは確固たる地位を確立しているタイヤブランドはロード用モデルにも力を入れて展開。
なぜかチューブレスレディよりも圧倒的に軽い、25Cで170gは驚異的なヒルクライム性能を実現。
超軽量ながらしなやかさ、グリップ力、対パンク性能をバランスさせた高性能タイヤ。

チューブ – 見えないチューンナップの最右翼

チューブ 縁の下の力持ち!見えないチューンナップの最右翼

チューブレス全盛の今でも、クリンチャータイヤをお使いの方はたくさんいらっしゃるはず。
ホイールやタイヤの陰に隠れがちですが、実はチューブこそ軽量化の恩恵が大きいパーツ。
ホイールの外周部なだけに効果は大きく、軽いチューブはその薄さからしなやかさに優れ、転がり抵抗をも軽くし、クッション性もアップします。
最近では重さ、耐パンク性、転がり抵抗の3点で従来の素材を圧倒する「TPU」素材がデビューし、革命が起きています。
足回りの軽量化の効果を、手軽にお確かめいただけるチューンナップです。

オススメTPUチューブ3選

SCHWALBE AEROTHAN

ドイツの大手タイヤメーカーもTPUチューブに颯爽と参入。同社の軽量ブチルチューブよ40%軽量化したこともさることながら、転がり抵抗の軽さは第三者のテストでも実証されたもの。

tubolito S TUBO ROAD

手に持った自分の感触を疑うその軽さは、驚異の23g!TPU素材が持つ軽さを最大限に活かしたヒルクライム決戦チューブ。軽量チューブとしては空気の抜けも少なく、突き刺しパンクへの耐性も高い実用性の高さもポイント。ディスクブレーキ専用モデル(重量は増えるがリムブレーキ対応モデルもあり)。

MAGENE EXAR TPU チューブ

重さと転がり抵抗に優れるものの、どうしても高額になりがちだったTPUチューブ界に価格破壊をもたらした寵児。
他社製品に劣らぬ36gの軽さながら、税込¥1,650は軽量ブチルチューブ並みの価格!
耐パンク性の高さから、普段使いをしても良さげな選択肢。

サドル&ハンドル – ダンシングにその利点あり!

サドル  ダンシングにその利点あり!お尻との相性選びは慎重に。

自転車のなかでも高い位置にあるサドルとハンドル。軽量化することで重心が下がり、ダンシングする際の振りが軽くなるというメリットも(同様の理由で、ステムやバーテープ、シートポストの軽量化も効果あり)。
最近はパッドに3Dプリントを活用した製品が増え、軽量なモデルでも快適に走れるサドルが増えています。
ハンドルはケーブル内装が主流になったことにより、ケーブルルーティングの確認を事前にしておきましょう。

オススメサドル3選

TNI 3D printing サドル

とびぬけた値段になりがちな3Dプリントサドルの中にあって、2諭吉(約2万円)で入手可能なモデル。
レールとベースはカーボン製で軽量化しながらも、3Dプリントのパッドで快適性を確保。
ショートノーズや大きな穴あきなど、現代のトレンドをくまなくカバー。

fi’zi:k VERSUS EVO ANTARES 00 ADAPTIVE

100g前半のサドルといえばお尻との相性に賭けていた時代を終わらせた、新時代の幕開けを告げるサドル。3Dプリントで製造されたパッドは、軽量かつ快適性や通気性にも優れる未来のクッション素材。
レーサーパンツでなくてもはっきり感じられる、未曾有の快適性をこの軽さで!

selle-ITALIA NOVUS BOOST EVO 3D Ti316 SUPERFLOW

サドルの老舗「セライタリア」がついに3Dプリントサドルに参入。先進的な3Dプリントは、独自のパターンとパフォーマンス重視のウェーブ形状にカスタマイズされ、扱いやすさと快適性を両立。
サドル全体で優れたクッション性を提供できるよう、部位によって異なる味付けを加え、どのようなライドでも完璧なサポートと快適性を提供。

オススメハンドル3選

PRO VIBE スーパーライトハンドルバー

異常な重量剛性比を誇る謎のカーボンハンドル。最軽量サイズで154gなのに、全く軽さを感じさせない剛性の高さはダンシングをすると一目瞭然。
高身長のオランダ人が作っているだけのことはある?
(勘違いされがちですが、PROは日本ではなくオランダのブランドです)

BONTRAGER AEOLUS RSL VR-C HANDLEBAR/STEM

TREK傘下のパーツブランドが放つステム一体型ハンドルは、TREKのカーボン技術が満載。
270g台と一体型ハンドルのなかでも軽いだけでなく、ケーブル半内装、アクセサリーマウントが準備済、サイズが豊富など、ハンドルにあるとうれしいスペックの全部盛り。

DEDA SUPERLEGGERA RS RHM

イタリアンコクピットブランドの軽量ハンドルといえばこれが定番。
握りやすさと各セクションの移動のしやすさを両立したドロップ形状は、現代で主流になっている「アナトミックシャロー」の先駆け。
剛性感も十分確保されており、ヒルクライム用に交換した後そのまま装着し続けられる安心感。

 

ヘルメット – 忘れちゃいけない!頭の上の軽量化

ヘルメット 忘れちゃいけない!頭の上の軽量化

パーツの軽量化だけを意識すると忘れがちなのが、身に着けるウェアーの軽量化。
中でもヘルメットは普通のモデルと軽量モデルの重量差が大きく、しかも頭に被るものなので首への負荷も大幅に軽減。サドル同様、体(頭)にきっちり合うものでお選びください。

オススメヘルメット3選

OGK KABUTO FLEX-AIR

軽量×冷却性能×フィットを高いレベルで実現させたKABUTOのフラグシップモデル。
S/Mサイズで200gを切る195gとヒルクライムレースでその姿を見かけることになるのは必至。
エアフローパッドが1段階上の冷却性能を、BOAダイヤルが細かいフィットの調整をもたらすなど、軽さ以外の性能も重視。

 LAZER ( レーザー ) ヘルメット GENESIS AF ( アジアンフィット )

ベルギーのヘルメットメーカーがアジア人の頭に合うよう設計した計量モデル。
ヨーロッパの厳しい安全基準をクリアしながら、Sサイズで190gの軽さを達成。
頭頂部のアジャスター「ロールシス」は頭頂部をまんべんなくフォローしフィット感抜群。

KASK ( カスク ) スポーツヘルメット VALEGRO WG11

プロロードチーム「イネオス」との共同開発で生まれた軽量ヘルメット。
Sサイズで180gの軽さを誇りつつ、ねじれ衝撃に対する安全新基準もクリア。
すっきりとしたシルエットで、悪目立ちしないデザインなのも魅力。

気になる軽量パーツは見つかりましたか?

これ以外にも、ここでご紹介しきれなかった軽量パーツはたくさん!あらゆるパーツのカテゴリーごとに、あらゆるメーカーから軽量パーツが発売されています。
1か所を軽くしだすとほかの部分もどんどん軽くしたくなるかも!?目的に合わせて、トータルバランスを考えて、あなただけのロードバイクを組み上げてみましょう!

 

【気になることはチャットで簡単解決】
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