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2017/03/18 23:20
乗って参りました。
話題のスーパーバイク PINARELO DOGMA F10
2014年に登場したハイエンドモデル DOGMA F8
大きく変化した見た目で話題を呼び、今に至るわけですが、
今回はその新作F10
F10?
F9はどこいった??
F8の次はF9ではなく、F8 X-Light なる山岳向け軽量のF8エボリューションモデルが存在しますので、
F10で正解のようです。
ところどころ、形状が変化していることは色んな所からご存知の方も多いと思いますので簡単に。
写真はF8・・・ではなくK8sです・・・ジオメトリーの違いはありますが、形状は同じですので。
ヘッド周りの形状。
ちょっと削られているのわかりますでしょうか?
トップチューブ・・・
撮る箇所がずれてしまってますが、変化しております。
シートチューブも
このあたりが乗り味に変化をあたえてくるのでしょうか?
先に記載させて頂きますと、F10とF8。
似たような形状ですが、走りは全くの別物。
ただし、このインプレをした日、他の販売店様もいらっしゃり、感想を聞いてみたところ・・・
これまた、人により全く別の感想を言われる方も。
よって、あくまで私個人の感想だと思ってくださいませ。
事実、一緒にいった盛山は私と違う感想をもったようです。
→こちら
最初に乗ったのがF8
その後、F10
〇〇サイズだからこのように感じるのかと思い、ワンサイズ上げたり、ホイール、タイヤを同じものに揃えて頂いたりと比較し倒しました。
※福岡天神小西店長のブログより拝借。はい。私です。
F8で十分に速い。
この速いという表現は加速感であったり、伸びであったりもします。そしてエアロです。
65.1に乗っている私からすれば、フロントフォークの空気の抜け感は既にスゲー!と感じます。
全方位的に全てが高次元で高められており、ホントにF10との違いわかるんかな?と怪しく思っておりましたが・・・
F10は一漕ぎした瞬間から違いを感じとることができる。
明らかに反応速度が違う。
それは、それは、俗にいう「リニア」な加速感。表現を変えるなら鋭く洗練された加速感。
逆に言えば、ちょっと前のDOGMAの加速を知っている方からすれば全然違う味付けと感じるかと思います。
このあたりから、意見は分かれる方は多かったです。
その加速感や伸びはリアではなく前三角の剛性アップに起因しているように(私は)感じました。
ダウンチューブの形状もそうですが、先に述べた通り、シートチューブの形状も変化。
そしてヘッド付近の形状も変化しているのです。
コーナーリングは自由自在。
「F8のハンドリングはそのままに」というTeam SKYからの要望があったようで、確かにダンシング時や振った時の動きは同じ(ように感じる)。
ただし、F10の方が狙ったラインを確実にトレースできる。
しかも切り込むようなコーナーリングも不安を感じさせない超が付くほどの抜群の安定力と鋭さ。
コーナーワークを得意とする方は100点満点の点数をつけるかもしれませんね。
更なる空力を手に入れたフィン付きのフロントフォーク
逆を言えば、苦手な方にはピーキーと感じる人もいるのではと感じました。
振動吸収性能は正直、両方とも同レベルに感じる。
フレームの剛性を上げて、同レベルの振動吸収と感じるならそれはF10の振動吸収性能は上がっていると表現してもいいのかもしれません。
※強風の為もつれております。
よく言われるフレームの剛性感。
これはその時に硬い!!っと思わせるのでなく、知らない間に脚にきてる??
魔性的な脚の削られ方(・・・しつこいようですが、私個人のフィーリングです)。
バリバリのレーシングな味付けが好みならF10
広い懐で、色んな走りに応えてくれやすいのはF8
あくまで私、個人はそう感じました。
違う味付けの2台。どちらかが、劣っているというわけではない。
ここは完全に好みでもいいかと。
カラーリングにも違いがありますしね。
※徹底的にとか書いたくせに、上りと下りはコース設定上試せておりません。
申し訳ありません。
F10の中で異彩を放っていたのはこちら。
Team Wiggins カラー
同じカーボン素材を使っているのにその形状、レイアップを変更すると走りがここまで変わるのかという面白さ。もうじき手に入れられなくなるF8のカラーリング。
大阪本館にはまだ在庫ありますよー!
ご相談くださいませ。