日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2021/03/27 09:14
平均勾配6.7%、ポルトアイネの登りで先頭を引いている時にチェーン落ちに
見舞われたイネオスのカラパス。
一旦バイクを止めて自らチェーンを直したその後、35km/hという驚きの速さ
であっという間に先頭に戻っていったのは衝撃でした。
ジロ・デ・イタリアを制したカラパス、本人の速さは疑いようもありませんが
例のホイールの効果もひょっとしたらあるのでは。
〇VISION TRIMAX 25 KB ¥90,200-(税込)
ライトウェイトには流石に敵わないものの、ペアで1,380gというのはちょっと
したカーボンホイール並み。
BORA35のULTRA(クリンチャー)が1,360gと考えると、いかにこのホイール
が軽いのかが良く分かります。
ブレーキトラックまでグレーに染まったアルミリム。
ブレーキング時の摩擦を増やしつつ素材の硬度もアップさせるというPEO処理。
他社ではアルミリムのトップモデルのみに施される特殊加工を、ヴィジョンは
ミドルグレードに導入してきました。
軽量化のために強度的に問題ない部分を切削するのは今や普通ですが、バルブ
の反対側にカウンターウェイトまで設置するところはなかなかありません。
リムが軽くてハイトも低いので、一般的な2:2のスポークの組み方でホイール
全体の強度を確保しています。
さらに剛性が高そうな専用ハブまで使っているのにこの重量。
単に数字(カタログ重量)を追いかけただけの軽量ホイールではなく、普通に
使える軽量ホイールとして作られているのは〇。
このホイールの軽さを最大限生かせるのはやはりヒルクライム。
ですが「速さと軽さのための飛び道具」と決めつけてしまうのは勿体ない。
普段乗りレベルでもその軽さの恩恵に与れる激軽ホイール「TRIMAX 25」。
タイヤ・チューブ・スプロケットも軽量なものを選んであげれば、その効果は
さらに倍増!!