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2017/06/12 00:32
【ライドログ29×富士ヒル!】10年のブランク明け1年でおっさんが上位10%を目指してみる【こっそり参戦パート2】
by: 永平 宏行
6/12:順位が公開されたので、内容更新しました。
バイオレーサーの中の人です。
ヒルクラ10%チャレンジ、サプライズ?な2度目。
(ちなみに今シーズンのレースはこれで終了!夏だけどしばらく冬眠しようかな…)
前回ハルヒルチャレンジの様子はこちら。
恒例のゼッケン付けたら、ジャージ撮る的なやつです。
本文中のパワトレの専門用語については↓こちらで解説しています。
富士山!
Mt.富士ヒルクライム!
今回、富士ヒルでの10%チャレンジにあたり、
過去タイムから想定した目標タイムは、
78分45秒
いわゆる「ブロンズ」の真ん中あたり。
そこそこ厳しい目標です。
こないだわざわざ南下してヤビツ峠に出かけたのは、
「ヤビツタイムの2倍が富士ヒルタイム」
と言われているからです。
39分17秒だったので、2倍すると78分34秒。
10%の目標タイムとほぼ一緒。
10%目標は達成できるかも?!
スバルラインを走ったのは、
10年前にレースじゃなくて1回(85分くらい)、
先週試走で1回(81分)、の計2回。
30代の自分を負かすことには成功していますw
当日は集団走行の風よけ効果や、
レースのハイテンションなどもあり、
大抵タイムアップするので、厳しい目標ながらも、
恐らく10%以内達成は堅い。
しかし、
10%以外の密かな目標
にはチト厳しい。
密かな目標とは、
富士ヒル挑戦一発シルバー!
富士ヒルでは、
65分ゴールド、75分シルバー、90分ブロンズ、
と区分されていて、
後日同色のヘッドスペーサーが届くのです。
シルバー。
そんな簡単に獲れるものじゃないけれど、
可能性が無いわけでもない。
・必達目標 10%以内(78分45秒)
・第二目標 一発シルバー(75分以内)
この2つの目標目指して、頭と体を使って、
試走タイムから縮めることが本番前、
1週間の課題となりました。
ハルヒルに続いて、またも本番まで緊張の日々がスタートです。
体の準備はこんな感じで、
レース当日に向けてテーパリングをしました。
レース前週はTSS700超/週で最後の追い込み(日曜日は試走)
レース週の月曜日:
20分SST×2本(これがレース前最後の高強度)
+
通勤往復40km-L2、カロリー消費とアクティブリカバリー
同火曜~水曜:通勤往復40km-L2、カロリー消費とアクティブリカバリー
同木曜~金曜:完全レスト
同土曜:現地入り、20kmほどのサイクリングで脚の様子見
↓様子見サイクリングにて
山中湖畔の素敵なカフェ&ビンテージロードバイクショップ。
素敵すぎるので、後日別記事で店内の様子をアップします。
6/13、別記事アップしました。
コーヒーもおいしい♪
洒落乙な休日です。正直レースよりも(自主規制)
同じく足慣らしサイクリングにて。
山中湖畔の小さな峠「三国峠」で。
機会があったら絶対行ってみて下さい!
この日は富士山に雲はかかっていましたが、
最高のロケーションです!レースよりサイクリングの方が(自主規制)
前日乗った感触は脚の調子は良く、
前週の追い込みTSS700/週から上手く回復できたようです。
実際(本番も実力の範囲ですが)脚はよく回りました。
次は、頭を使う方の準備です。
そこで、ハルヒルに続いてコレの登場。
AVgr:平均斜度、AVS:平均速度、TM:時間、AVP:平均パワー
【目標タイム達成シミュレーションシート】
目標タイムを達成するために平均何キロで走ればいいのか?
その際、何ワットで走ればいいのか?
これをヒルクライム計算様で計算した結果をステムに貼って、
レース中に確認できるようにしています。
といっても、いわゆる皮算用。
自分のケツを叩いて、実力の範囲内で頑張ることはできても、
持ち合わせた実力以上は逆立ちしても出せない。
それが現実。
その現実を突きつけられる結果となりました。
結果
タイム 75分15秒50
76位/1,617名中=上位5%(≒4.7%)
(順位は年代別:45歳~49歳、総合だと7%/8,904名中)
必達目標10%以内は達成!
第2目標一発シルバーには16秒及ばず…。
11日22時現在、
まだ速報タイム(参考記録)しか発表が無いので、順位が分からず10%以内を達成したか確定していませんが…
過去のタイムから考えると、恐らく達成したと思われます。公式記録が出たらまたアップデートします。(達成してなかったらこの記事削除だ!)
⇒6/12アップデートしました。
ちなみに茅ヶ崎店の古谷野さんのリザルト↓
30歳~35歳クラスで14位!素晴らしい!
ワイズ社内最速だと思われます。
(こっそり参加かつ、こっそり彼以上のフィジカル持ってる人がいなければ)
は~まじリスペクトです。
あと32秒でゴールドだったのにね。
惜しい!
シミュレーションシートに結果を追記。
5kmごとの全区間で試走タイムを更新!
シミュレーションのパワー値より下回っているのに
一部良いタイムが出ているのは、
恐らくコース中にある下りや、
ほぼ平坦の緩斜面の影響かな?と思っています。
そんなことより、黄色いセルが問題。
試走よりは速いけど、シルバー目標タイムに達してないじゃん!
(パワー値もな!)
ここは経験値の浅さが出たかな~?
24kmの長丁場、ペース配分を失敗。
「最後に失速する恐怖心」
から中盤抑えてしまったかも。
あるいは、そもそも「皮算用」が自分の実力以上だったかも。
ひとつ、確かに言える事は、
これが今の自分の実力通りの結果
ということ。
あれこれ結果検証も大事だけど、
もっと大事なのは余裕で目標達成できる実力を付ける事。
ギリ16秒差でシルバー達成出来なかったのは
そこまでの力しかなかったから。
しんみりしちゃったので、話を変えて。
今回良かったこと。
5月31日の白石峠の走りで実感した、
「タイプ別の走り方」
これを実践できたこと。
自分みたいなPWRの低い体重のあるライダーは、
急斜面はいなして、緩斜面で頑張る方が向いている、
っていうやつ。
スバルラインは、もろ緩斜面メイン。
急斜面もそれほど急じゃない。
だから、急斜面はFTPギリギリでいなして、
緩斜面に移ったら、即立ち漕ぎしてスピードを乗せて、
それを維持。これは有効だった。
↑時系列グラフでトゲトゲしている箇所が立ち漕ぎ。
今までの自分はこんなに立ち漕ぎしませんでした。
ほぼ100%シッティング派。
理由は体重が軽くないので、
長時間の立ち漕ぎをすると体力を消耗してしまうから。
だけど、数ストローク軽く立ち漕ぎして、
スピード乗せるくらいなら大丈夫だし、
それをやらないとスピードに歴然とした差が出るので、
やらなきゃ損。
知ってる人には常識でしょうが、取り組んでいない人は是非。
(これで何人かきっと速くなれましたね♪)
【おまけ】
やっぱ、ヒルクライムのあとはプロテインでしょう!
グリコパワープロダクション「ゴールデンタイムプロテイン」、
味が最高!おいしい!
運動後30分以内のプロテイン摂取がもっとも効果を発揮します。
富士山は登ってませんが、スバルラインは登りましたよ♪
下山後は吉田うどんを頂きました♪
もちもちシコシコでおいしい!
下山装備はこれでもか!の完全装備。
モンベルのゴアレインジャケット上下、
パールイズミのゴアレイングローブ、
フリースの上着を下に着こんで、
参加賞のネックウォーマーも着けて、
五合目はともかく、下り切ると暑いというw
でもほら、雨予報も出てたしね!
この1年のチャレンジを支えてくれた相棒。
10年間埃をかぶっていたのに、今はイキイキしています。
もし心があるならば、きっと自転車冥利に尽きるでしょう。
自分もこの自転車に感謝!
2度目となると、ハルヒルの時のように、
単純に喜べないけど、まあブランク10年から
45歳のおっさんが1年で良くやりました♪
それもこれも、
パワトレとフィッティング
のお陰です。
楽に速くなりたいのであれば、まずはフィッティング。
費用対効果が高いですよ。
そして機材への投資と一緒に、
パワトレで効率の良いトレーニングを。
機材(ホイールとか)とパワーメーター、
もし2者択一だったら、パワーメーターを先に買って、
パワトレした方が絶対速くなりますよ。
両方買えればベストですがw
↑@五合目、試走にて。
10%チャレンジはこれで終了。
しばらくはまったりします。
ライドログの更新も今までのような
毎週ではなくなります。
(でも乗り続けますよ)
【予告】
追って、
10%チャレンジ特設サイト
「ヒルクラ10%」を開設します!公開しました!
ぜひご覧ください。↓クリック
一人でも多くの御同輩に、
「楽に・速く・快適に」
を味わってほしいので、
そのためのコツをまとめています。
え、ハルヒル50分切り?
富士ヒル75分切り(シルバー)?
まあ、ハーフハーフですね♪
大反響!
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