【BROMPTON旅日記】STAFF石山がゆく。熊谷の歴史に思いを馳せる市内ライド
by: 石山英紀

こんにちは。ワイズロード熊谷店のISHIYAMです。
先日のTOMYに続き、私もBROMPTONの試乗車で市内を散策して来ました。今回のライド目的は熊谷の歴史に触れる事!
というのも、私がその土地ごとの歴史を調べるのが好きだからです。

そして今回の目的地はこの2か所
①宮塚古墳
②星渓園

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ちなみに”私の地元  ”羽生市” の由来はその昔、埴輪(はにわ)が多く出土した事&はにわが訛って羽生になったと言われています(*’▽’)

ライド記事に入る前に、BROMPTONと熊谷市についてご紹介させてください。

BROMPTON モデルによる違い

BROMPTONには大きく分けて2つのモデルがあります。
用途やお好みに合わせてお選びいただけます♪

頭のイニシャルS or M はハンドルの形状を表しています。
例えば、今回のライドで使用したモデルはU字ハンドルなので画像左のMタイプ
まったりと乗るならM、スピードを求めるならSタイプがオススメです✨

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アルファベットの間にある数字はギアの数
今回の車体の場合、M Rなので、6段階のギアが付いたモデルと言うことになります。

最後に末尾にあるアルファベット L or Rは
Lが後輪(リア)に泥除けのみが付いたモデル
R泥除けに加えキャリア(荷台)が付いたモデル

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熊谷市の由来

平安時代後期には現在の熊谷という地名となったそうです。
由来の1つをとっても、様々な説があって面白いですよね♪

①曲がりくねった荒川の当時の呼称、曲谷(くまがい)からきた説 
当時の荒川が大きく蛇行していたことと、水害が多発していたことから命名された。という説が有力

②熊谷次郎直実の父親、平直貞が現地に出没した熊を退治したことからきた説
熊谷地域に出没した熊を討伐したという逸話から命名された。
ただし、直貞氏が熊谷姓を名乗るようになったのは熊谷が地名として呼ばれるようになった後とも言われています。

さて、前置きが長くなってしまいました。いざ出発です✨

 

まずは裏道を通って宮塚古墳を目指します

お店を左折してすぐのT字路
普段であればそのまま直進して17号方面を経由しますが、あえて右折して裏道ルートを進みます。

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すると、のぼりからも轟音が聞こえる程の強風が…向かい風に負けず直進!突き当りのT字路を右折してさらに進みます。
裏道なので信号もなく快適です♪
ちなみに左折すると17号の大通りに繋がります。

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龍昌寺へ寄り道 

細道を抜けてすぐのところに龍昌寺の看板を発見!
正門のすぐ横のお地蔵様に本ライドの無事をお祈りしまして…

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国の指定史跡・宮塚古墳に到着

ワイズロード熊谷店からおよそ6kmで第1目的地の宮塚古墳に到着です!

宮塚古墳についてご紹介

昭和31年に国指定史跡に指定された由緒ある古墳
方形をした段の上に饅頭の様な円形の土盛りがされた上円下方墳に分類
全国的にみると、天皇皇后様や有名貴族の方々が採用している由緒正しい形式

※ 上円部の直系が小さい事から火葬墓の可能性あるそう

築造はなんと、今から1300年前である7世紀末頃の古墳時代とされています。

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門をくぐって中へ!
緩やかな傾斜を登ると本殿が見えてきます✨

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確かに近くでみるとお墓にもみえる、厳かな雰囲気のある本殿です。
想像以上に長い歴史に浸ったところで、名残惜しいですが次の目的地を目指して進みます。

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次の目的地・星渓園へ

歴史の詰まった宮塚古墳を後にして下道へ移動。ひろせ野鳥の森駅入り口を通って星渓園を目指します!
宮塚古墳から星渓園まではおよそ4km。景色を楽しみながら向かいます♪

今回試乗しているBROMPTON M6Rは、いわゆるU字ハンドル!
強風やゆっくりと景色を楽しみながら走るのに適したモデルです✨

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星渓谷へ向かってペダルを漕ぐこと15分…ついに見えました!!

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第2の目的地・星渓谷に到着

星渓谷についてご紹介

慶応から明治初期に、竹井澹如(たけい たんじょ)によって建築された回遊式庭園
政府からの要職の誘いを断って熊谷市周辺の繁栄に尽力した、熊谷市にとってなくてはならない人物です。

星渓谷という名称は、昭和初期に前大徳牧宗禅師によって名付けられました。
昭和25年に熊谷市が譲り受けた後、昭和29年に市の名勝として指定されました。

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さっそく園内へ

園内に入ってすぐに1つ目の茶室と庭園があります。
園内各所に手入れされた植物が和やかな雰囲気にさせてくれます。

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さらに奥へ進むと大きな池と、池全体を一望できる休憩スペースがあります。

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園内の石碑見学

①斎藤紫石(さいとうしせき)

各人の心にグッとくる名言が添えられています。

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②鹿児島寿蔵の歌碑

個人的に園内のベストショット&ベストスポット
しみじみと浸って、ゆっくりとした時間が流れます…

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③袖振り石

戦国時代に加藤清正が採取したとされる石!
武将好きにはたまらない1品✨

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最後に門を潜って感慨に浸ります

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この休憩所で木々と池の水音を楽しみながら休んでいたんだな、と思うと癒されます(*’▽’)

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そして帰路へ

ぐるっと1週
来るときには右折していった17号沿いを通って店舗へ

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今回、BROMPTONで街中を走ってみましたが如何でしょうか。
スピードを求めるならT字ハンドルの
今回のS6RはU字ハンドルなので、ゆったり走るのには最適です!

クッション性も高く、オススメですよ。
皆さんもまだ見ぬ道を散策してみてはいかがでしょうか。

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