2018/05/30 18:00
【脱ビギナー②】走りのベース其の壱・フォーム/ポジション【ロードバイクで巡行30km】
by: 永平 宏行
世に広まっている
「ロードバイク、脱ビギナー」
の基準。
時速30kmで巡行
達成をターゲットに、
「ロードバイクで
速くなる方法」
を、お節介にも全8回の連載でご紹介するブログの第2回です。
~シリーズリンク集~
今回は、速さを分解した下図「影響要因」のうち、
- フォーム
- ポジション
の最適化について、紹介します。
フォーム、ポジション
の最適化が今回のテーマですが、
これらが最適化されるとどんなメリットがあるのでしょうか?
簡単に言うと、
運動効率が向上
=
無駄が減る
=
燃費が良くなる
=
今までより速い速度を維持しやすくなる
=
30km/hをキープできる(かも)
ということです。
一瞬の最大パワーでも1馬力程度しか出せない
非力なヒューマンエンジン。
その出力を最大限活かすには効率化して無駄を減らすのがフィジカルを強化するより前にやるべき「最低限」の「準備」です。
ライディングする上での「前提条件」とも言えるでしょう。
例えれば…
既存の内燃機関を磨き上げて、無駄を減らして効率を上げ、ハイブリッド車並みの燃費を誇る新世代ガソリンエンジンばりに「効率」を高めるのが大事ですよ、
ということです。
あれです、Zoom Zoom的な。
返って分かりづらいですねww
ここで、混同しやすい
「フォーム」と「ポジション」の違いについて
念のためご説明しておきます。
簡単に言うとフォームが体、ポジションが機材の「形」です。
【フォーム】
人間が作る「体勢」。自転車の場合、自転車上でライダーのとる姿勢。運動効率が最大化され、かつ体に負担の無いフォームが理想。このフォームがまず優先され、これを支えるようにポジション(ペダル、サドル、ハンドル位置)を設定する。自転車に体を合わせない、体に自転車を合わせる。
【ポジション】
自転車と体の接点である「ペダル」「サドル」「ハンドル」が成す位置関係。機材スポーツである自転車では、フォームはこのポジションに依存して決まってしまう。ゆえに正しいフォームがまず先にあり、それを支えるようにポジションが後から付いてくるべき。
そう、自転車は機材スポーツ、かつその機材によって
フォームが固定されてしまう
特異なスポーツなのです。
だからこそ、バイクを体に合わせる作業、
【バイクフィッティング】
がとても重要なんですね。
当社なら、独自開発のバイクフィッティングシステム
↑クリックで専用サイトへ!
「バイオレーサー」がそれに当たります。
他にも世の中には様々なバイクフィッティングがありますが、基本的には目指す場所は一緒でそのアプローチに多少違いや「個性」がある、とお考えください。人間の体の仕組みは基本一緒ですから(^^;
その「アプローチの個性」ですが、当社は中核サービスのバイオレーサー5000で、
「早さ」
「精度」
「手頃な価格」
を標榜しています。
誤解を恐れずに言えば
「あえて100点を目指さない」ことで、
大多数のお客様にとって
「ちょうどいい」サービスになっている、
と自負しています。
(ちなみに90点を目指していますw)
そんなバイオレーサー5000の様子はこちら↓
バイクフィッティングの原理は、
「経験則」
と
「医学的知見」
の両面から、自転車で運動をする際の各関節の角度は
(多少の振れ幅はあっても)
こうあるべき、という「基準」があり、それに合うフォームが取れるように、機材(ポジション)を調整する作業です。
その基準とフォームを適合するのに、
「骨長からの計算」や
「関節角度の計測」や
「モーションキャプチャーによる計測」
といった手法の差があり、
フィッティングの「深さ・価格・時間」に影響してきます。
当社バイオレーサーならこんな感じに↓↓↓
ご予算・ご要望に合わせてお選び頂けます。
主軸となる「バイオレーサー5000」の成果物としては、このようなポジションシートで、実車に落とし込んだ際のサドル高、サドル後退幅、ステム長や角度等のデータをお渡ししています。
バイクフィッティングは、
出来るだけバイク生活の初期に受けて頂きたいサービス
です。
初めにポジションが最適化されれば、遠回りすることなく、快適なライディングを楽しめる時間をなが~くできます。
形の無いものにお金を払うのはちょっと…という方もいるかもしれませんが、高級パーツに投資するよりもず~っと費用対効果は高いですよ。
【バイクフィッティングをしないデメリットは?】
適正なバイクフィッティング※をせず、
体にとって非効率で不快なフォームで乗り続けると、
故障(膝痛や腰痛など)や怪我(肉離れなど)を引き起こし、
自転車を楽しむどころか、ライドが苦痛でしか無くなります。
ライドが苦痛ということは、次の段階である
「フィジカル強化」どころの話では無いですね… (-“-)
※画像はイメージです
(佐野選手、ごめんなさい<(_ _)> 苦痛のイメージにぴったりだったので…)
※第三者によらないセルフフィッティングでも
「適正」であればOKですが、
体と対話する能力とセンスが必要なので、
一般的には有料サービスを受けて頂くのがよろしいかと思います。
ちなみに、今まで見てきたプロ選手は皆、
「体と対話する能力とセンス」
が抜群に良く、バイオレーサーの値とほぼ同値を
自身の乗車感覚のみで導き出していました。
スゴイ!
中村龍太郎選手の破綻の無いニュートラルフィット。
フォームが整うと、結果的にバイク(ポジション)も美しくなりますね♪
「今までと同じ努力でスピードアップできる」
(かもしれない)
それがバイクフィッティング。
(効果は個人により異なります)
繰り返しになりますが、なるべく早い段階で受けて、
その後のバイクライフを充実させましょう!
このブログが、脱ビギナーの関門、
時速30kmで巡行
を突破するお役に立てれば幸いです。
この関門を突破できれば、ロードバイクで
もっと速く、もっと遠くへ、もっと楽しく
行けるここと思います。
楽しく、気持ちいいロードバイク。
脱ビギナーを果たして、
これからもず~~っと楽しんでください!
【脱ビギナー、30km/hで走る!
エンジョイライダーのためのレベルアップ講座】
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大反響!
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