【月刊ディスクロードをガチインプレ!⑥】TREK DOMANE SLR9【エンデュランス、なのか?!】
by: 永平 宏行

バイオレーサーの中の人です。

 

 

 

 

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昨年9月から始まった連載ブログ、

 

 

 

 

【月刊ディスクロードをガチインプレ!】

 

 

特設サイトはこちら↓

 

 

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遅くもないけど速くもない、アラフィフのおっさんが毎回最低100kmをノルマにハアハアしながら最新ディスクロードをガチ(おっさん的当社比)でインプレします。

 

 

 

 

 

インプレだけじゃなくて、メリット・デメリットや規格の話など「ディスクロードの基礎知識」も紹介しています。
リンク先は特設サイトと同一ページです)

 

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近年の自転車界の一番のイノベーションは、ロードバイクへのディスクブレーキの搭載・普及です。

 

 

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ただディスクブレーキを付けただけではなく、それが引き金になってロードバイクの性能自体が一歩上の次元に引き上げられた点が大きな進歩です。

 

 

 

 

今回もそんな「ロードバイクの最先端」を脚でジャッジすべく、街から山まで沢山乗り込んできましたよ!

 

 

 

 

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2020 TREK DOMANE SLR9
Project1

 

 

¥1,238,000+税

 

 

メーカーサイトはこちら

 

 

世界有数の大手自転車メーカー、TREKの送り出すギミック盛沢山の“最先端”エンデュランス系ディスクロードです。

 

 

当初、DOMANE SL6でお願いしたのですが日程が合わず、
期せずして約124万円のSLR9に
おおうっ…超高級バイクのご登場です( ゚Д゚)

 

 

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【バイクのキーポイント】
実走感をお伝えする前にこのバイクのキーポイントをご紹介。

 

 

 

 

>>>前後に振動吸収機構IsoSpeedを搭載

>>>リアの調整式IsoSpeedをトップチューブに移動

>>>ダウンチューブに内蔵ストレージとBITSバッグ搭載
BITS=Bontrager Integrated Tool & Storage

>>>MADONE譲りのエアロ形状

>>>クラシックレースを勝つためのバイク

 

 

ふ~む。トレンドを網羅、ギミック満載のDOMANE。果たしてどんな走りを披露してくれるのでしょうか?

 

 

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いつも通り、結論から。

 

 

 

 

エンデュランスロードの既成概念を覆す硬派なバイク!

しなりを最大限“活かす”システム!

滑空感あふれる進みの良さ!

車重と28cタイヤのネガを感じさせない軽快さ!

体感レベルで感じる空力の良さ!

 

 

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では、どんなポイントがそう感じさせたのか、いつも通りちくちく綴って行きましょう!

 

 

・職場~自宅往復 54km
・自宅から青梅、奥多摩、名栗へインプレライド 105km

 

 

計159kmです。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【事務所でポジション出し】

恒例のやつです。本職のバイクフィッティングシステム「バイオレーサー」でマイポジションを落とし込み。

 

 

↓こちらの身体スペック(174cm胴長短足)で、サイズ52・ステム130mm 72度でポジションを出しました。ハンドルのリーチが気持ち長めなのでステム長が定番の140mmから10mm短くなりました。

 

 

 BIOLite&Std_ROAD(ver.191125)_9000_200128_永平様_DOMANESLR_前乗り

 

 

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では、マイポジションがばっちり落とし込めたので、いざ実走!

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【ドマーネで強風の中を突き進む!】

この冬一番の寒さ、この冬一番の強風の中、インプレへ…。

 

 

 

 

 

 

エンデュランスロードなので当初150kmくらい乗ろうかと企んでいましたが、あまりの強風に断念して100kmコースに短縮。

 

 

天候は最悪ですが、日程の都合でこの日しか走れなかったので仕方ありません。

 

 

 

 

とは言っても風は爆風!で、進まない…。

 

 

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バイクラックに掛けるとグラグラ揺れるぐらいの強風でした。

 

 

 

 

そんな中でもエアロロード並の空力のお陰かフレームが風を受け流している感覚は確かに感じる。

 

 

逆に体の抵抗を強く意識させられるくらい。

 

 

エンデュランスロードながら、MADONE譲りのエアロフォルムを与えられただけあって体感レベルで速さを感じられます。

 

 

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ほぼケーブル類を内装し、チューブ形状にはKVFと呼ぶカムテールを採用。

 

 

 

 

 

 

これ、たぶんプラセボではないはず。

 

 

距離100kmで獲得標高1000mのライドなら、ave27km/h前後が自分のデフォだけど、この日は風のせいで25km/h台に落ちる…。

 

 

けれど、むしろその程度で済んで御の字なんじゃないだろうか?

 

 

ここに空力の良さは間違いなく寄与しているはず。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【これはエンデュランスロードなのか?】

肝心の走りはリアルレーサーそのもの。

 

 

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漕ぎだしてすぐの第一印象で、氷の上を滑るような素晴らしい滑空感に驚かされる。

 

 

そして距離を進めて登りをこなすと、その進みの良さにこんな疑問がわき上がる。

 

 

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「エンデュランスロードってこんなにスパルタンだったっけ?」

 

 

 

 

 

 

全然柔くない。

 

 

高剛性カッチリ系のバイク。

 

 

もっと漕げ、もっと力を込めろとバイクが言ってくるタイプ。

 

 

 

 

自分の勝手な思い込み?偏見?かもしれませんが、エンデュランスロードって、ペダリングフィールを敢えてソフトに味付けしていて、良く言えば快適性が高いけど、反面、踏み込んだイメージ通りにバイクが進まないという印象が強くありました。

 

 

 

 

ところが。

 

 

 

 

DOMANE SLRにはそれが全くない。

 

 

 

 

予備知識なしでブラインドテストしたらリアルレースバイクにしか思えないレベル。

 

 

 

 

スゲーなコレ。

 

 

 

 

社内でも有数の実走派ライダーが新たな相棒にしただけあるわ。

 

 

【社員試乗会】ホッシーが一番良いと思ったディスクロードはこれだ!!【Part1】

 

【スタッフバイク紹介】ディスクロードデビュー!ホッシー新しいロードバイク購入しました!!【TREK】

 

 

 

 

 

そしてタイヤが28cとは思えない軽快な走り。

 

 

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28cタイヤが欧米のトレンドと言っても、小柄でパワーの無い日本人、かつ今までの25cに慣れている身からすると、28cにキレの悪さや重さを感じていたのも事実。

 

 

だけど、このDOMANEからは28cタイヤのネガ要素をまるで感じません。

 

 

これ、DOMANEが凄いのか、SLRグレードだからか、タイヤが良いのか、ホイールが良いのか?

 

 

 

 

たぶん全部良いんだろうw

 

 

 

 

それでいてエアボリュームからくる乗り心地の良さや、転がりの軽さなど、28cの恩恵はしっかりと受けられます。

 

 

坂も良く登るし(後でまた詳しく書きます)

 

 

太いタイヤとかIsoSpeedが付いてる分の重さのネガを感じさせないって…。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【肝心のエンデュランス性能=振動吸収性は?】
このバイクの乗り心地は表現が難しい…。

 

 

ビアンキのカウンターヴェイルのような振動“除去”感は無くて、振動の山が低くなってる感じ?

 

 

振動吸収してますよ~ってのをはっきりとは感じさせないさりげなさ。

 

 

 

 

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見た目が自然過ぎますが、ヘッド部にもIsoSpeed入ってます。

 

 

 

 

 間違いなく振動は吸収してるのに…どう表現したらいいんだろう?(語彙力)

 

 

 

 

 

 

しなりを最大限活かすシステム

 

 

 

 

 

 

って感じか?

 

 

乗り手に変に意識させないから、慣れてきたら気付かないうちに段差で腰を上げずに座ってそのまま突っ切ってましたw

 

 

それぐらい自然。

 

 

フレームが元々持っている「しなり」を活かすためにIsoSpeedがあるんだと。

 

 

 

 

 

 

↑IsoSpeedについて詳しくはこちらの動画でどうぞ。

 

 

 

 

IsoSpeedは見た目のギミック感が強いので、ばい~ん、ばい~ん、ってサスペンション的に大袈裟に振動吸収するのかと思いきや、そんなことは全くなく。

 

 

むしろ正反対な、
「さりげないけどしれ~っと仕事が出来るヤツ」
って感じでした(^o^)

 

 

 

 

さすが、ビッグブランドが「クラシックレースで勝つ」ために開発したバイクだけありますね~。

 

 

違和感を感じさせずに、いつの間にか振動をいなしている、とても自然な振動吸収能力でした。

 

 

あ、個人的に情けないな~と思ったのが、IsoSpeedの調整スライダーを動かしても違いがほとんど分からなかったこと。

 

 

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↑この中に調整用のスライダーが隠れています。詳しくは先ほどの動画にて。

 

 

 

 

他の方のインプレを読むと皆さん、一様に結構違いが出る、と仰ってますが自分は一番ソフトでも一番ハードでもあまり分からなかったことを正直に書いておきます。

 

 

これ、自分の感受性の問題もありますが、たぶんあまりにもIsoSpeedが自然過ぎるのもその一因かと思います。
(あとは最近ライターの安井さんが良く書かれている前乗りと後ろ乗りでの感じ方の違いもあるかと。自分、前乗りなのでIsoSpeedがあまりしならないのかもしれません)

 

 

間違いなく言えるのは、IsoSpeedのお陰でロングライドも快適に走り切れること、悪路で抜重などの体のアクションに神経を使わなくても安楽にやり過ごせるということ。

 

 

狙ってか副次的効果か、路面とのコンタクトが常に保たれるのでトラクションが良く掛かり、荒れた路面でもバイクが跳ねず進みやすいとも感じました。

 

 

 

 

ひとことで言うと「安心感」がある走り。

 

 

 

 

前回のOLTRE然りで、ロードバイク、しかもかなりレーシーな部類なのに気を張らずにイージーに乗れてしまう。

 

 

両者アプローチは異なるものの、どちらも素材と技術の進歩で相反する要素を上手に両立させたバイクですね~。

 

 

ちなみに、このSLRグレードではリアIsoSpeedが従来のシートチューブからトップチューブに移動しており、スライダーの設定によって従来型よりも10数%~30%弱もの振動吸収性向上を果たしているそうです。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【ペダリングフィール】

 

 

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先にブラインドテストしたらリアルレースバイクとしか思えない、と書きましたが。

 

 

 

 

 

 

DOMANE SLR…

 

 

 

 

 

 

よく考えたら、これリアルレースバイクですから!

 

 

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そうです。

 

 

トレックがクラシックレースを「勝つため」に開発した、エンデュランス系のリアルレースバイクなんでした。

 

 

エンデュランス=軟派ってのは偏った思い込み。

 

 

 

 

 

 

 

このバイクをリアルレースバイクたらしめているのが、剛性の高い硬派なペダリングフィール。

 

 

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カチッとしていて、ペダル踏力を余さず推進力に変えてくれるタイプ。

 

 

この高剛性さは何よりもトレックの誇る最上級のカーボン素材「OCLV700」に依るところが大きいはず。

 

 

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この剛性の高さのお陰で、踏力がクランク3時~4時でロスなくキッチリ伝わるので、下まで踏み抜くような無駄踏みが自然に抑えられます。

 

 

だから、自ずと疲労感も抑えられます。

 

 

言い換えれば同じ入力でも良く進む感覚が味わえますね!

 

 

 

 

 

 

この硬さのお陰で登坂性能も非常に良好。

 

 

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ペダルストロークひと踏みひと踏みに掛けたトルクがロスなくクイッ、クイッ、スッ、スッと後輪に伝わって、

 

 

 

 

「もっと登りたい!」

「もっと力強く踏みたい!」

 

 

 

 

と思わせてくれる非常に小気味よいペダリングフィールです。

 

 

 

 

 

 

これならクラシックレースの勝負所で現れる
「数分で終わるけど高強度を要求されるパンチーな登り」
でも自信を持って攻撃できるはずです。

 

 

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1km、平均8%、最大斜度およそ18%のパンチ-な登りで登坂テスト。

 

 

 

 

 

 

このペダリングフィールの小気味よさはOCLV700の素材だけでなく、DOMANEのフレーム設計の上手さも寄与しています。

 

 

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それは振動吸収機構=IsoSpeedを、ペダリングを担うフレームから切り離して独立させている点。

 

 

IsoSpeedの挙動は、踏力を受けとめるフレーム本体から完全に独立しているので、ペダリングを邪魔することが全くありません。

 

 

しかもその独立したフレーム本体は、カーボンの弾性を落として快適性を上げる一般的な手法を取っていないので、レースバイクそのもの。

 

 

 

 

高剛性OCLV700フレーム
        +
完全に独立した振動吸収機構

 

 

 

 

よく考えられてるな~。

 

 

しかしこのDOMANE、トップチューブに大きな穴をうがって、IsoSpeedを入れてる訳ですが、強度とペダリングに必要な剛性が全く落ちて無いっていうのが驚きです。

 

 

IsoSpeed入れたことで強度や剛性が落ちちゃったら本末転倒ですからね。

 

 

いや~トレックの技術力スゲーw

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【巡航、コーナリング、スプリントは?】

 

 

>>>巡航

巡航も大得意。クラシックレースで逃げを決めるシーンを思い浮かべてペダルに力が入りますw

 

 

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この巡航の良さ、これまで述べてきた「剛性・快適性・トラクション・空力」のお陰です。

 

 

ケイデンスを落として気持ち重めのギアでTT風に一定ペースで走ると、エアロロードばりの巡航性能を発揮してくれます。

 

 

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さすがに当代随一のエアロロードであるMADONE並み、とは言いませんが、冒頭に書いたように明らかに空力的な優位性を感じられます。

 

 

MADONEの開発で培った空力設計が活かされているのは間違いありません。

 

 

 

 

>>>コーナリング

バイクのスタビリティが高く、一本芯の通った安心感のあるコーナリング性能です。ふつ~に走って、STRAVAの下り区間でさらっとPBが出ましたw

 

 

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フレームの素材面の剛性の高さと、スルーアクスルによる構造的な一体感、そしてIsoSpeedによるトラクション。

 

 

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この3つが組み合わさって、芯のある、バイクを倒してもブレのないオンザレールなコーナリングを生んでいます。

 

 

うん、下りが楽しい♪

 

 

ディスクロードはスルーアクスルによる剛性アップと、ブレーキの制動力のお陰で総じて下りが楽しいバイクが多いですが、中でもこのDOMANE、安定感・安心感がひと際高い一台だと思います。

 

 

ハブ(前輪)が地面をしっかり掴んで曲がっていくイメージです。

 

 

 

 

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惜しむらくはバイクのコーナリング性能にタイヤのグリップがマッチしていなかったこと。

 

 

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快適性の高い良いタイヤですが、コンパウンドの絶対的なグリップ力はそれほど高くは無いので、DOMANEの運動性能をより一層引き出すならハイグリップなタイヤへの交換をお薦めします。

 

 

 

 

>>>スプリント

レスポンス良くグイグイ加速して、終盤に脚が終わりかけてもマックススピードに至るまでリニアに伸びて行きます。

 

 

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OCLV700の剛性の高さがここでも効いてる様子。

 

 

15秒600wくらいのショボいスプリントですが、きっちり踏力を受け止めてくれて巡航から45km/h、さらに50km/hへとグ~ンっと伸びてくれました。

 

 

気持ちの良い、爽快なスプリントが味わえますね~。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【重量】
ペダルレスの実測重量で8.2kg。

 

 

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IsoSpeedを搭載していたり、内蔵ストレージがあったり、タイヤも28cのディスクロードとしては上出来かと。

 

 

RED eTAPの軽さ、OCLV700を使ったフレームの軽さ、AEOLUS 3Vホイールの軽さが、重くなる要素を相殺しているようです。

 

 

このAEOLUS 3V、グラベル用軽量カーボンホイールというくくりで前後で1,575g。

 

 

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太いタイヤに最適な、内幅25mm、外幅32mmのボリューミーなワイドリムですが、なかなかに軽量。

 

 

標準のeTAP完成車の仕様はロード用のAEOLUS XXX4DISCなので、このホイールはPROJECT  1で意図的にチョイスされた仕様のようです。

 

 

DOMANEの最大タイヤ幅38cにも対応出来るようにする選択なのでしょう。

 

 

パターンのしっかりしたワイドタイヤを履かせればDOMANEでもグラベルが守備範囲に入ります。

 

 

このホイールの軽さと剛性もキレのある走りに貢献してくれてますね。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【内蔵ストレージとBITS】

 

 

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DOMANEの“ギミック”で、IsoSpeedと並ぶのがこの内蔵ストレージと専用携帯バッグBITS。

 BITS=Bontrager Integrated Tool & Storage

 

 

 

 

↓こんな感じです。

 

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レバーを45度回す。

 

 

 

 

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蓋を持ち上げる。

 

 

 

 

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パカッ!

 

 

 

 

 

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?このストラップは?

 

 

 

 

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引っ張り出すと…

 

 

 

 

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バッグが登場。これがBITSバッグ。

 

 

 

 

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開いてみましょう♪

 

 

 

 

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中身はダミーですが、ご覧のように色々収納できます。
チューブはこのバッグの長さに合わせて畳んだものをバッグで巻いて携行します。
(右端は外した蓋です)

 

 

 

 

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フレームにこれだけの穴を開けて剛性に影響していないのがスゴイ。

 

 

 

 

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蓋の裏側、黒い部分に専用の携帯工具が収納可能です。

 

 

 

 

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はい、蓋を閉めたら元通り♪

 

 

 

 

この内蔵ストレージのお陰でサドルバックを付けずに済むので空力が向上すると共に、視認性に優れた高い位置=サドル下に専用のLEDリアライトを装着できます。

 

 

レーシーな味付けのバイクですが、それだけじゃなくて“エンデュランスライド”“楽しむ”ためのこうしたギミックを搭載していて、遊び方の幅がとても広いバイクですね。

 

 

エンデュランスライドを楽しむ、と言えばこのレーシーなバイク、実はフェンダーマウントを装備しています。クラシックレースを制するバイクがマッドガード対応…。う~む、懐が深すぎます!

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【まとめ】

>>>バイク任せで走りを楽しめる安心感!

 

>>>速いのに楽、楽なのに速い、楽しいバイク!

 

>>>ディスク化、エアロ化、IsoSpeed、ストレージに、タイヤ幅、フェンダーマウント、何でもありの万能性!

 

>>>でも中身はリアルレースバイク!

 

 

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もうね、本気のヒルクライム以外ならこれ1台あればいいじゃん、っていうねw

 

 

それぐらい万能性に長けた1台。

 

 

 

 

空力・スピードに特化するならMADONE。

軽さに特化するならEMONDA。

速さを犠牲にしないで走りを楽しく堪能するならDOMANE。

 

 

 

 

う~む。完璧な布陣!

 

 

20200206_115405

 

 

 

 

今回、DOMANEの速さと安定感に感銘を受けると共に、用途別に一級品を3車種用意してくるトレックの開発力、スゲー!

 

 

っと唸らされたインプレでした!

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

【おまけ】

 この日のランチ。

 

 

 

 

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前回のOLTREのインプレと同じ、名栗の肉屋さんで揚げ物を。

 

 

前回より1品増、ささ身フライを追加。それでも¥180だったかな?安い、安すぎる♪

 

 

 

 

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この日のワークアウト平均気温。

 

 

 

 

 

 

 

 

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最低気温はマイナス1.1℃。寒いなりにまだまだな気温ですね。
マイナス8℃とかで走ったこともありますのでw
ZWIFTメインになった最近じゃ信じられませんが(^^;

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

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