夏～秋のグラベルイベント情報！いまからバイクを用意しましょう！
by: 間野 友輔

先日、8月の出勤シフトが決まった直後にですね、久々に斑尾（まだらお）でグラベルイベントが開催されるって情報を知ったんですよ。まぢか、あと1週間早く情報を得ていたら休みの希望を出せたのに……。

こんな感じでグラベルイベントの情報が出てきているので、おすすめバイクのご案内も含めてお知らせしますね。

 

8月17日　
Gravel Escape in Nagano 2025

開催地：長野県北部　斑尾高原（飯山市周辺）
形式：ガイドツアー

2019年、日本で初めての『Grinduro！』が開催された長野・新潟に股がる斑尾高原にて久々のグラベルイベントが開催されます。私が知る限り2022年以来ですね。

標高1,000mにもなる斑尾山周辺はグラベル遊びに適したルートが多数存在しており、またスキー場のゲレンデなども含め遊び場がたくさんあります。

今回は各10名程度で3つのコースに分かれるツアー形式のライドを開催。奈良県内のショップさんと、地元信越の方々での開催のようです。

エントリーはスポーツエントリーから

 

8月30日・31日　
GRAVEL CLASSIC YAKURAI 2025

開催地：宮城県北部　加美町　薬莱山など
形式：UCIレース、グループライドなど

宮城県の美しい農村地域にある『加美町』で開催されるグラベルイベント。今年はついに日本初のUCI基準のグラベルレースが開催され、来年以降、UCIグラベルシリーズへの登録を狙っています。

そのレースへのエントリーはほぼクローズしており、『女子エリート、女子エイジのみ若干名追加募集をいたします。』とのこと。

これとは別に、エントリー可能な非レースのライドも行われます。3～5名1組のグループライドと、ソロ参加もできるソーシャルライドのエントリー締め切りは7月31日23:59です。

加美町はとにかく美しいので、ぜひ以前紹介したこちらの記事の写真もご覧ください。

大会公式サイトはこちら

 

9月13日・14日　
Panaracer NISEKO GRAVEL

開催地：北海道南部　後志地方　ニセコ町、蘭越町など
形式：フリーライド

押しも押されぬ国内最大グラベルイベント。北海道というアクセスの困難さはありますが、それだけの価値があるライド体験ができるのがニセコグラベルです。

北海道の雄大な自然のなかに敷かれたグラベルは生活に供されるものだけに、路面も整えられて走りやすい道ばかり。まあ、せっかく遠くから来るわけなので、ちょっとコース設定は一筋縄ではいかない難易度ではありますが、間違いなく最高のライド体験ができます。

過去のわたくしの参加レポートはこちら

大会公式サイトはこちら

 

9月27日・28日　
IRC白馬グラベルミーティング

開催地：長野県北部　白馬村
形式：フリーライド、ほかレクリエーションあり

親子でも参加できるグラベルイベントがこちら。走行距離は長くなく、テクニカルでもない。たくさん走りたい猛者には物足りないかもしれませんが、グラベルライドの入門編としては非常に適したイベントです。

さらにこのイベントは、自転車に乗らない時間も楽しめる様々なメニューが用意されているので、滞在型で楽しめるのが特徴。家族連れで走らない人も楽しめます。
注意点としては２日間の開催で両日参加が必須になります。

なにより、白馬という風光明媚な土地での開催が最大の魅力です。

大会公式サイトはこちら

 

10月3日～5日　
Grinduro！Japan Minakami

開催地：群馬県北部　みなかみ町
形式：フリーライド、一部区間計測レース

アメリカ発祥のイベントで、国内運営とは一味違うのがグラインデューロ。一時期のカルト的な人気は一段落したものの、国外からもライダーが集うのはこのイベントくらいですね。

グラベルイベントとして認識されていますが、実際にはMTBや変わったバイクでの参加も多いのが特徴。そしてライドの途中では3～4カ所の計測ポイントがあり、その合計タイムで表彰もあります。

エントリー料にはライド当日（10月4日）の3食と、前夜祭、後夜祭といったイベントの費用も含まれる、アメリカらしいフェスです。

大会公式サイトはこちら

※7月31日追記：Grinduro！Japan Minakamiは国内主幹団体が運営からの撤退を表明し、開催が不透明になっています。

 

10月4日・5日　
野沢温泉自転車祭

開催地：長野県北部　野沢温泉町
形式：フリーライド、一部区間計測レース

今年で5回目を迎える長野県北部、野沢温泉でのサイクルイベント。一昨年まではロードのヒルクライムとMTBのダウンヒルの2本立てでしたが、昨年からグラベルライドがメニューに加わりました。

グラベルの開催日は2日目の10月5日。最初にゴンドラに乗って山の上から出発、普段は走ることができない非公開ルート含む60kmのライドを行います。また２カ所の計測区間を設定しており、上位の表彰もあるとのこと。

大会公式サイトはこちら

 

Grinduro！と野沢って、日程被ってる？

……ここで気になるのがGrinduro！と野沢は日程が被っている……ように見えて、Grinduro！のライドは10月4日で、野沢は10月5日、実は被っていない！
みなかみと野沢は約100kmで自動車なら2時間の距離なので、十分にはしごが可能です！ちょっと美味しいかも。

※7月31日追記：Grinduro！Japan Minakamiは国内主幹団体が運営からの撤退を表明し、開催が不透明になっています。

 

グラベルイベント走るならこのバイク！

府中多摩川店在庫や一部お取り寄せバイクのなかからおすすめを紹介します。
グラベルバイクにはクリーニングが楽になるガラスコーティング『EX KeePer』がおすすめです！

PINARELLO GRANGAR X

バイクの得意ジャンル：フルコースレース～フリーライド

最近、新しいグラベルレーサーを発表したピナレロですが、こちらは軽装ロングライドを得意とするモデル。フロントフォークにはアイレット（ネジ穴）はありませんが、トップチューブ上にもダウンチューブ下にもアクセサリー装備可能です。フルフェンダーも装備可能。

 

BIANCHI IMPULSO PRO 

バイクの得意ジャンル：フルコースレース～フリーライド

ビアンキとしてはグラベルではなくオールロードという呼び方をしているバイク。アイレットの数もボトルケージ台座2カ所しかない割り切り。シンプルなスタイルが好きな方に、ビアンキが好きな方におすすめです。フロントダブル化もできます。

 

Cannondale TOPSTONE CARBON 2 GRX

バイクの得意ジャンル：区間計測レース～フリーライド、アドベンチャー

アドベンチャー系グラベルとして最上級の乗り心地を発揮するTOPSTONE CARBONシリーズの最新作。フレームを30mmしならせてサスペンション効果をもたらす『KINGPIN』が乗り心地と、タイヤのトラクション向上に寄与。荒れた登りもしっかり路面を掴んで進みます。50mmのタイヤを余裕で呑み込み、フレーム内収納も新たに設置。アイレットが豊富でバイクパッキングも得意です。

 

Cannondale TOPSTONE CARBON LEFTY 2

バイクの得意ジャンル：フリーライド、アドベンチャー

グラベルアドベンチャー系バイクの最高峰！前にグラベル用に特化した『Lefty Oliver』フロントサスペンション、リアにフレームのしなりを利用した『KING PIN』サスペンションを搭載。荒れたシングルトラックはもちろん、登坂時の路面ギャップもものともしない路面追従性を発揮するので、実は見た目に反して登りも得意。タイヤは700Cで最大45mmの幅に対応します。

 

グラベルバイクなら府中多摩川店におまかせください

府中多摩川店ではMTB大好きグラベルも楽しんでいる池田と、オンロードとオフロードの境界付近が大好物な間野が皆様のお越しをお待ちしております(*^^)v  

21st July 2025
ワイズロード府中多摩川　まのゆうすけ