【ご注意ください】最近ディレーラーハンガーを折ってしまうお客様が多数ご来店しています
by: トミ

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
熊谷店のTOMIYです。

表題の通り、最近ディレーラーハンガーを折ってしまい、修理のためにご来店するお客様が大変増えております。

ディレーラーハンガーとは？

リアディレーラー(後ろの変速機)とフレームを繋ぐ金具になります。
リアディレーラーが直接フレームについていると、転倒や車体を倒したときにリアディレイラーがダメージを受け壊れてしまったり、最悪フレームがダメージを受けてしまう場合もあります。

ディレーラーハンガーが代わり曲がったり、折れてしまうことによってリアディレイラーやフレームを守る役割をしてます。

ディレーラーハンガーは普通に乗っていて、曲がったり折れたりすることはあるのか?

答えはNOです。

必ず曲がったり折れたりする要因があります。主な要因は転倒と車体を倒したときです。
最近、修理の為に来店いただいた多くのお客様にお話を伺うと

『変速したら折れた』
『転倒や車体は倒していない』

しかし、よく聞くと以前に転倒や車体を倒したことがあることがある人が100%です。実際、車体には転倒跡のキズがあります。

ディレーラーハンガーはダメージをうけると強度が落ちるので脆くなります。ダメージを受け曲がった状態で乗り続け変速を繰り返すと、力がかかりダメージが蓄積され、さらなる変形、最後はリアディレイラーがホイールに巻き込まれ破断につながります。

そしてこのような経緯でご来店するお客様の9割が、お子様(学生)が乗っている車体です。

どうすれば防げるのか？

①転倒や車体を倒してしまったら、ディレーラーハンガーが曲がっていないか確認をする

②変速動作に異常を感じたらディレーラーハンガーが曲がっていないか確認(ハンガーが曲がると変速精度が落ちます)

③判断出来ない場合は自転車店で見てもらう

ハンガーを曲げてしまった時に新品に交換すれば数千円の出費で済むことがほとんどですが、折ってしまうと他の場所がダメージを受けていることが多く数万円の出費になることもあります(最悪フレームが駄目になり買い替える必要も)

スポーツバイクはメンテナンスナンスフリーで乗れる乗り物ではございません。自動車の車検のように法律で定期的に点検・メンテナンスを受けるように決まっていないので、セルフチェックやセルフメンテナンスが必ず必要です。

ご自身で判断が出来ない場合は、店舗にお気軽にご来店してください。

 クイック調整コース￥2,200(￥3,300)

・各部のガタの点検
・ブレーキ、変速調整
・チェーンの注油
・タイヤの空気補充

こちらのコースがオススメです。(予約制)