ISMサドルが異次元の快適性だった話。
by: 関 和貴

みなさんこんにちは、ワイズロードお茶の水店 関です。

 

初めてのトライアスロン完走を目指してトライアスロンに挑戦する様子をご紹介していく企画。

日々の練習からおすすめアイテムなど、ゆるく、幅広く紹介していこうと思います。

 

 

S-S__9887759_0

今回は第13回 。 サドルを交換しました!

 

 

トライアスロンに限らず、快適性に大きく影響するサドル!

今回はトライアスロン向けの記事ですが、ロードバイクにもピッタリなので是非参考にしてください!!

 

 

S-S__9838759_0

トライアスロンにむけてカスタムしてきたこのバイクですが、サドルにちょっとした不安?不満?がありました。

 

S-S__9887762_0

ボントレガー アイオロス PRO

 

誤解なきようにお伝えしたいのは、このサドル、ロードバイク用サドルとしては最高で、同形状の物を3個持っているほどお気に入りです!

お客様にオススメしても男女問わず気に入っていただけることが多く、サドルレールの調整幅も大きいのでポジションが出しやすいのも素晴らしい。

 

しかも購入後満足できなければ30日間返品・交換可能!

 

問題があるのは使い方で、ロードバイクをTT化して極端な前乗りポジションにしていることと、DHポジションではロードバイクで想定されていない深い前傾をとるのでどうしても股が痛くなってしまいます。

 

乗れないことはないし、1時間の競技なので我慢していましたが、トライスーツはパッドが薄く、練習でロングライドに行くことも増えたし、ペダリングに集中したいので、とうとうサドル交換に踏み切りました。

レース1週間前に機材交換。良くないですね~

 

自分は極端な使い方をしたせいですが、ISMサドルはロードでもトライアスロンでもめちゃくちゃ快適なので、ご紹介します!

 

S-S__9887760_0

今回ご紹介するのはISMというメーカー。

見ての通り、独特な、唯一無二の形をしています!

 

 

SLR_TM_TOP

 

従来のサドルの多くはこんな形状ですよね。

この形状では(ほとんどの場合)サドル先端寄りのお股の中心(尿道)あたりと、お尻の骨(座骨)に体重が乗ることがほとんどです。

 

尿道の辺りは柔らかい部分なので、サドルとの相性が悪かったり、長時間のライドではしびれたり痛くなりしやすい部分です。

短距離、高強度のライドでは、ペダルを踏み込む分お尻の荷重が減って痛くなりにくいですが、初心者さんやロングライドでは踏み込みが少ない分体重がお尻に乗って痛みが出やすいのが困りどころ、、、

 

 

1011930001-c

そこで数年前から流行っているのがショートサドルです。

本来は競技用に生まれたものですが、快適性も高いので、レースだけでなくロングライドでも広く使われています。

 

ショートサドルの多くは、幅が若干広めで、中央に大きな穴やミゾが開いています。

穴が開いているので尿道付近を圧迫しにくく、座骨で座るような印象で、しびれや痛みが出にくいです。

 

 

 

トライアスロンやTTバイク用のサドルはより深い前傾姿勢に対応していたり、よりクッション性が高い物もあります。

 

pro_tsa_1_1_saddle_1 1049560001 WATT-TI-316-GEL-SUPERFLOW tgale-pas-cpc-sup_720x

 

各メーカーTTサドルを出していて、こんなデザインのものが多いです。

どれもしっかりと溝や穴があって、クッションが分厚めです。

 

 

 

IsSd_PN4.0_003Bk_21Wb IsSd_PS1.0_002_15Wb

 

今回紹介するISMのサドルは全てのモデルで先端が2又に分かれたデザインです。

2又に分かれた部分に左右の座骨がしっかり乗り、ペダリングに合わせて左右独立して「しなる」のでとても快適です。

形状ごとにクッションの柔らかさが違うモデルがあるので、好みの柔らかさを選びましょう。

 

そして、尿道などお股の中心部分には何もあたらいので、圧迫されることはありません!

 

 

スクリーンショット 2024-08-22 143236

まずは形状を選びましょう。

形状の名前がそのままモデル名になっています。

(PERFORMANCE SHORTならPS)

 

ISMサドルはトライアスロンで人気ですが、TTバイク専用設計ではなく、ロードバイクでも使えます。

ロードやトライアスロンで使うならPSやPNシリーズがオススメ。

ロングライドやブルべにはよりパッドの厚いPRシリーズがオススメです。

 

 

スクリーンショット 2024-08-22 143252

形状が決まったらクッションの厚みを決めましょう。

サドル表面にクッションのグレードがデザインされており、数字が大きいほど柔らかいです。

 

主観ですが、15シリーズパッドは一般的なロードサドルと同じくらいの硬さ、30シリーズパッドはかなり柔らかいサドルくらいのクッション性です。

 

 

S-S__9887784_0

当店一番人気はISM PS1.0!

15シリーズパッドで柔らかすぎず、ガンガン漕ぎたいロード乗りやトライアスリートにオススメ。

 

 

S-S__9887782_0

サドル後端にはバイクラックに引っ掛けるためのフックがついています。

 

当店でも常時在庫の人気サドルです。

 

 

S-S__9887759_0

今回買ったのはISM PN3.0!

取り寄せ品です。

 

決め手は

・パッドの柔らかさ

・NARROW形状

・後端のフックがないこと

 

 

S-S__9887786_0

PERFORMANCE NARROW形状なのでPSより幅が少し狭いです。

PSでもそこまで気になりませんが、ペダリング時にスムーズに足が動きます。

また、ダウンヒルやリラックスポジション時に後ろの方に座っても違和感が少ないです。

新しいモデルだけあってデザインがスッキリしていますね!

 

 

S-S__9887758_0

30シリーズパッドでめちゃくちゃ柔らかいです!

 

 

S-S__9887757_0

特に先端部分はPS1.0と比べて非常に快適で、長時間乗っても全然痛くなりませんでした!

 

 

S-S__9887755_0

 

先端部は前下がりで、超前傾姿勢や上りで前乗りしてもお股が痛くありませんでした!

 

 

S-S__9756742_0

 

サドルレールにつけるボトルケージ台座「TOPEAK TRI-BACKUP PRO V」を使いたかったので、サドル後端のフックは邪魔でした。

しかし、想定外にサドルレール後端が特殊な形状で、TOPEAK TRI-BACKUP PRO Vをつけることはできませんでした。

 

 

S-S__9887756_0

その代わりサドル本体に穴があり、「TRI-BACKUP TIREBAG」を取り付ける事ができたので良しとしましょう。

 

 

S-S__9887754_0

サドル裏面はシームレスにカバーされておりスッキリしています。

 

 

S-S__9887761_0

実際に100km以上走ってみましたが、トライスーツでお尻のパッドが薄くても痛みなどはありませんでした!

柔らかいからといってロスになっている感じもなく、2又の部分が若干内ももに当たりますが違和感というほどでもありませんでした。

 

めちゃくちゃ快適なので他のロードバイクにもつけたいくらいです!

今までどのサドルもしっくりこない方や、ロングライドでどうしてもお尻が痛い方は是非試してみてください!!

 

 

S-S__9887788_0

 

その他サドルも在庫中。

ISMサドルはワイズロード全店で取り寄せ可能です!

ぜひご相談ください!!

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

当店でのメンテナンスは予約制です。お電話・店頭でご相談の上ご予約ください。

現在、おかげさまで多くのご依頼を頂いておりますため納期がかかる場合がございます。

状況により、自転車をお預かりすることができない場合がございます。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、作業の可否、価格、納期等お気軽にご相談くださいませ!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★