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【12月のお題】スタッフ集結!22年買ってよかったもの パーツ編
by: 石澤貴志

ワイズロードオンラインの石澤です。

2022年末のお題としてワイズロードのスタッフがお送りした、「今年買ってよかったもの」ブログ。
昨年末に完成車編はご覧いただいたと思いますので、今度は・・・

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スタッフが買ってよかったもの パーツ編

をお届けしたいと思います!

「スタッフ集結22年買ってよかったもの 用品・ウェア編」はこちら

「スタッフ集結!今年買ってよかったもの 完成車編」はこちら

足回り

走行性能を大きく変える足回りのチョイスは、スタッフの経験と思想が良く表れるポイント。
どんな機材がチョイスされるのかなぁと見回してみると・・・

VITTORIA CORSA NEXT

チューブラーから連綿とタイヤ造りを続ける老舗ヴィットリアのこちらが目につきました。
「グラフェン」コンパウンドの採用で進化を果たした新型コルサですが、バリバリのトップグレードとセカンドグレードの中間モデルが欠けていたのが難点でした。
そんなポジションを満たすべく、22年夏に登場したのがこちら。

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東大和店のオオモトはクリンチャーを・・・

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そして新宿本館のマエイとミカミ、上野アサゾー店のイシカワはチューブレスレディを選択。
セカンドグレードながら、上位グレードのコルサに匹敵するしなやかさとグリップ、そしてコーナリング性能を確保していることが高評価につながった模様。
高価格化がどんどん進むハイエンドタイヤにあって、お買い得価格で上位グレードの走りが手に入ります。

 

 

そしてタイヤよりも総数が少なく、バラケたのがホイール。

ZIPP 404 Firecrest

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新宿本館のコダイラがREACTO TEAMのセットアップとして選んだのが、チューブレス専用設計のフックレスホイール・404ファイアクレスト。
「登れるエアロロード」と評判、かつ快適性も高いリアクトと、硬すぎず柔らかすぎずの絶妙なバランスを誇るうえ、フックレスリムがチューブレスの性能を最大限に生かします。

ちなみに、店頭でもチャット接客でもめちゃめちゃ多くいただくご質問が、「チューブレスホイールにクリンチャータイヤは装着できますか」っていうもの。
着けられます。だいたい着けられます。なのでご安心下さい・・・って今まではお答えしていたんですけど、このZIPPのフックレスリムは基本的にチューブレス専用。・・・混迷の時代になったものです。

 

SHIMANO WH-R9100-C40-TU

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松山店のカミヤマは、LOOK 795(BLADEじゃないほう!)にデュラエースのチューブラーホイールを組み合わせました。
既に廃盤となった一世代前のモデルですが、それまでモッサリとしていた乗り味だった前世代から刷新し、ドライで推進力を余すことなく発揮したモデルであります。
最新世代のモデルで言うと、こちらが最も近い立ち位置でしょうか・・・?

 

そしてなぜか数少ないホイールのチョイスの中で目についたのがこちら、

INDUSTRY NINE

のホイール。

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新宿本館のミカミがGIANT ANTHEMに装着したのは、「TRAIL 270」。
極太のスポークはアルミ製で、アルマイトのパープルが目につくのですが、それ以上にこのホイールが特殊なのはハブ、というかラチェット。
普通のハブのラチェットが1周辺り24ノッチとか48ノッチ、多くても60とか120ノッチなのですが、このホイール、

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急にどうした???みたいな細かさを誇ります。

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そしてなぜかコヤノも、CIPOLLINI BOND2にINDUSTRY NINEのロードホイール、I9 45を装着。
これは別段「買ってよかったものランキング」には入ってなかったのですが、車体とセットで紹介されていたので目についちゃいました。
こちらは60ノッチと、まだ常識的なノッチ数・・なのか??
ちなみにINDUSTRY NINEのホイールは原則的にご注文にてお承りしております。
ワイズロードスタッフと同じ高み(変態)になりたい方、店頭にてご用命をお待ちしております。

ハンドルバー

部品の中でもちょっと印象的だったのがハンドルバー。
というのは、一体型ハンドルバーを選択したスタッフが二人おりました。

 

VISION METRON 5D ACR

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新宿本館のコダイラは「VISION METRON 5D ACR」を・・・

 

 

PRO VIBE EVO CARBON

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おなじく新宿本館のマエイは「PRO VIBE EVO CARBON」をチョイス。

どちらのレビューにも共通しているのは「剛性が高い」というポイント。
ハンドルとステムが一体成型されていることの一番のメリットは、余計なしなりを最小限に防いでいる点なのは確かです。
そのほかにも、固定部分のボリュームを抑えられることから空気抵抗の低減につながったり、ケーブルを内装する際の作業性が良かったりなど、様々なメリットも存在します。

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余談ですが、わたくし石澤の愛車「LAPIERRE AIRCODE SL ULTIMATE」も一体型ハンドルを使用中。
軽さとエアロダイナミクスのバランスでチョイスしたモデルですが、剛性も確実にそれまでの別体ハンドル&ステムより向上しています。

ただし、ご注意が必要なのはポジション出し。
幅・ステム長・ハンドル角度・ステム角度がすべて固定されている一体型ハンドルは、事前のポジション出しをしっかりやっておかないと、体に合わないサイズのものを買う羽目になってしまいます。
事前にバイオレーサーなどでしっかりポジションを煮詰めておいて、理想のサイズがきまってから買うことをお勧めいたします。

 コンポーネント

そしてわたくしの目をもっとも集めたパーツ、それは・・・

SHIMANO DURA-ACE/ULTEGRA 12SPEED Di2

でございました。

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上野アサゾーのイシカワと福岡天神店のユサは、DURA-ACE R9270を、

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松山店のカミヤマはULTERGA R8150をマイバイクに装着。

最大のトピックはセミワイヤレス化で、これももちろん大きなメリット。
特にスタッフは自分でコンポや車体の載せ替えをすることが多いので、作業性が良いというのは大きな恩恵です。それ以外にも、輸送時や落車時に断線するなどのトラブルが少ないのも、実走時に役に立つポイントではないでしょうか。

セミワイヤレス以外にも大きな進化があります。
前後の変速性能が大幅に向上しているのですが、特にフロントの変速性能向上は革新的と言ってよいレベル!
今まででは想像できなかった、踏みながらでもスムーズに変速できる性能は、コンポーネントの平均レベルを一気に上げるもの。
セミワイヤレスではないリムブレーキ用でも、十二分な進化を享受できます。
またブラケット形状も進化しており、絶妙な大きさと形状でしっかり握りこめます。

そんな12速Di2は、現在では末弟の105 R7100も加わって3グレードで展開。
ワイズロードスタッフもほれ込んだ驚異の真価を、お買い得にお求めいただけます。。

 

 

買ってよかったもの パーツ編をお送りいたしましたが、あなたの目に留まったパーツはございましたでしょうか?
自転車とパーツに日々触れ続けるスタッフが選んだベストチョイスは、きっとあなたのバイクライフも進化させるはず!
ご不明な点があれば、エキスパートスタッフが集うチャット接客もご利用いただけます。
新しい年を新しいアッセンブルで始めるお手伝いを、スタッフ一同全力でいたします!

 

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