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チェーンの潤滑

チェーンの潤滑

走行感を大きく左右するチェーン。定期的に注油し、快適な走行性能を維持しましょう。 注油前には出来るだけクリーニングをしましょう。 クリーニングせずに注油すると、摩擦で発生した金属粒子や走行中に巻き込んだホコリなどを残したまま油分が乗るので、汚れが蓄積して返って性能劣化を招くこともあります。 ※本格的なクリーニングについてはこちらのページで紹介しています。

【1】クリーニングをしていない場合は…

まず、簡易清掃としてウエスでチェーン表面の汚れを拭き取ります。

【2】クリーニングが終わったら、いよいよ注油です。

ホイール、タイヤやフレームに潤滑剤が飛ばないよう、布やダンボール等で養生して注油します。 ボトルタイプの潤滑剤の場合はチェーンの「ピン」と「プレート」が接触している箇所を中心に「点注し」しましょう。 ※ 潤滑剤のリム面やブレーキゴムへの飛散は制動力を低下させます。必ず養生しましょう。 潤滑材塗布時にチェーンを逆回転で送りやすくするために、前3枚ギアならフロントセンター×リアセンター、 前2枚ギアならフロントインナー×リアセンターにチェーンをかけておくと良いでしょう。

【3】チェーン全周に潤滑剤を塗布したら、ウエスで表面の余分な潤滑剤を拭います。

こうする事で油の飛散やホコリの付着を最小限に抑えることができます。 簡易清掃の後の注油ではこのステップで潤滑剤を「洗い油」として活用し、しっかりと汚れを拭き取ると効果的です。