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WEBで初回点検

おかしな音やガタつきはありませんか?

【1】走行中に気になる異音がないかチェックします

「どこらへんから」「どんな音が」「どんな時に」出るのか、チェックしておくとショップに相談する際に症状の特定がしやすくなります。

  • 例:「雨の日に前輪のブレーキからキーっと音がする」
  •   「前のギアが○段目と後のギアが○段目の時にチェーンが飛ぶ」etc.

【2】高さ30cmくらいの場所から真っ直ぐ落としてガタと異音をチェック(バイクを倒さないようにご注意下さい)


①構えて…


②パッと離して落下させます。

着地時に「ガタガタ!」と音がしたり、異音が出たら要チェックです。

・【1】同様、音の出る場所と種類を特定しましょう。
※チェーンがバタついて出る音は問題ありません。

【3】前ブレーキをかけ、ハンドルを前後に揺すりヘッド(図の赤○内)にガタがないかチェック

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【4】前輪を足で挟み、手でハンドル、ブレーキ・シフトレバーを上下左右にこじってみて、ガタつきが無いかチェック

(衣服を汚さないようご注意下さい)

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【5】同様に後輪を足で挟み、サドルのガタをチェック

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ホイールの固定は大丈夫ですか?

【1】ハンドルを持って前輪を左右にこじってみて、ガタがないかチェックします

※この時ブレーキレバーは握らない。

【2】フレームを持って後輪を左右にこじってみて、ガタがないかチェック

着地時に「ガタガタ!」と音がしたり、異音が出たら要チェックです。

・【1】同様、音の出る場所と種類を特定しましょう。
※チェーンがバタついて出る音は問題ありません。

【3】クイックレバーが締まっているかチェック

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(クイックレバーのCLOSEの刻印が表から見える、レバーが起きていない)

【OK】例:固定が十分な状態でレバーが倒れ切っており、突出がなく面一な状態。

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【NG】
例:レバーが中途半端な位置で止まっている。

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【NG】
例:レバーが開ききっている。

【4】固定強度は調整ナットを回して調整します。

クイックレバーの役目はあくまで「固定(CLOSE)」と「解除(OPEN)」です!

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軸の固定強度はこの調整ナットで調整します。強度はレバーを締切った時に掌にレバーの痕が残るくらいを目安にします。


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クイックレバーは一見、一般車のサドル固定用レバーと似ていますが、仕組みも使用方法も全く違うのでご注意下さい!
⇒クイックレバーをぐるぐる回してもホイールの固定はできません!

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タイヤの空気圧は大丈夫ですか?

【1】空気圧ゲージつきのフロアポンプを使って、適正空気圧に調整

※ゲージつきのポンプが無い場合は最低限「触診」でチェック、ペコペコはNG!

【2】フレンチバルブの使い方

スポーツ車に使われるチューブのバルブ形式は3種類あり、その中でも仏式(フレンチバルブ)が一般的です。
軽く、空気圧の調整がし易いフレンチバルブですが、使用法には少しコツがいります。


図のように先端のネジを緩めて、バルブ内部の弁を開放状態にすることで、はじめて空気の出し入れができます。

開状態にしたのち、内部弁の固着を解除するため、ひと押ししてやると空気が入れやすくなります。


・開状態では先端のネジが折れやすいので、丁寧に扱いましょう。

・空気圧はタイヤ側面に記されている範囲で調整してください。最大空気圧を超えないように。逆に低圧にした場合のパンクや走行抵抗の増加にも注意しましょう。


※タイヤサイドやラベル部分に使用可能空気圧の範囲が記載されています。

・空気を入れ終わったら、必ずネジを締めて弁を閉じておきましょう。

【3】ポンプの使い方

・フレンチバルブに真っ直ぐポンプヘッドを挿入します。この時少し空気が漏れることもあります。 挿入時にバルブを左右にこじってしまうとバルブ先端の軸を折ってしまうこともありますので、真っ直ぐに挿入することがポイントです。


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※まっすぐ挿入!こじらない。

・ロックレバーを起こしポンプヘッド内部のゴムパッキンでバルブをロックします。

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レバーを起こしてロックします。(ロック方式はポンプによって異なります)

・ポンプヘッドを抜く際はロックを解除し、真っ直ぐに引き抜いてください。挿入時同様、左右方向にこじったりしないように。

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ブレーキは効きますか?

【1】レバーの引きしろが広すぎないか、レバーの引きが重くないかチェックします

・ 引きしろが広すぎるとブレーキの力を発揮しきれず事故に至ることもあります。適正な引きしろで制動できるよう、調整しましょう。

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ロードバイク例:引きしろは全ストロークの1/3~1/2でブレーキパッドがホイール(リム)に接触するくらいが適当(好みによる)

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クロスバイク/MTB例:ハンドレバーとブレーキレバーが平行になった時にブレーキパッドがホイール(リム)に接触するくらいが適当(好みによる)

・簡易的にはブレーキレバーやブレーキ本体の調整ナットを回して引きしろの調整ができます。 ただし調整ナットを回しすぎると、ナットが外れてブレーキが機能しなくなるので注意してください。 大幅に引きしろを詰める場合はワイヤー固定ボルトで対応しましょう。

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アジャスターによる簡易調整(ロードバイク例)

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アジャスターによる簡易調整(クロスバイク/MTB例)

・ レバーの引きが重い場合にはワイヤーへの注油か、ワイヤーの交換が必要です。調整/交換はY’sTechにご相談ください。

【2】ブレーキパッドがホイールに擦っていないかチェック

・パッドがホイールに擦る原因としてはブレーキの片効きやホイールの変形(振れ)が考えられます。 駆動力をロスするだけでなく、最悪の場合タイヤとの接触でタイヤが裂けてパンクすることもあります。 お早めにY’sTechにご相談ください。

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片効き例:図の左側に片寄っている

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▲図のa、bの間隔が等しい状態が正常

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きちんと変速しますか?

【1】一段一段きちんと変速するかチェックします

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※「ワイズスポーツバイク取扱説明書」p.2にも記載がありますが、多段変速のスポーツバイクでは全てのギアの組合せが実用できないものもあります。 「クロスギア」と呼ばれる斜め位置同士のギアの掛け合わせにおいて、部品同士の擦れによる音鳴りが発生します。 これは構造上やむを得ないもので製品の欠陥ではありません。

クロスギアの例:点線の組合せの使用はなるべく避ける

【2】隣のギアに接触して異音が出たり、チェーンが飛んだりしていないかチェック

・【1】【2】で変速に不具合があった場合には調整が必要です。調整はY’sTechにご相談下さい。

【3】チェーンが潤滑されているかチェック

・チェーンの潤滑は駆動力のロスのない伝達に欠かせません。2週間~1ヶ月に1回、潤滑剤を注油しましょう。ただし注油しすぎもNGなので、拭き取りも兼ねて、注油後ウエスで表面をクリーニングします。
※ホイール、タイヤやフレームに潤滑剤が飛ばないよう、布やタンボール等で養生しましょう。

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・潤滑剤の飛散はブレーキの制動力を低下させます。必ず養生しましょう。
・全体に注油後、養生に用いたウエスで表面の汚れと油をクリーニングします。

より本格的なクリーニングと注油の方法は以下で紹介しています。
チェーン洗浄 (チェーンクリーニング)
チェーン注油 (チェーンの潤滑)

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