【MAVIC】B.B.BASEに乗ってMAVICホイールと房総半島の景色を堪能してきました！
by: 渡邉考一

自転車を輪行袋などに入れずにそのまま持ち込める、サイクリストにとって非常に素晴らしい列車「B.B.BASE」。

今回はマヴィック ジャパン株式会社様に全面的にご協力いただき、房総半島という素晴らしいロケーションのもと、MAVICのホイールの性能を思う存分確かめることができました！

B.B.BASEでより気軽に電車＋自転車の旅へ

JR東日本が運行する「B.B.BASE」は、自転車を輪行袋などに入れることなくそのまま車内に持ち込み可能な、まさにサイクリストのための列車です。
出発駅である両国駅には階段を使うことなく直接自転車を持ち込める専用ホームがあります。
車両の中には専用の自転車ラックがあり、簡単かつ安全に自転車を固定することができます。

両国駅から出発

 両国駅のホームで記念撮影ののち、さっそく出発です。

B.B.BASEは座席の座り心地もとても良く、快適な電車の旅を楽しめます。

君津駅から鹿野山へ向けてスタート 

無事に君津駅に到着すると、さっそく走行の準備をします。

今回は走力などに基づいて４つの班に分かれて走ります。
ここしばらくまともに自転車に乗れていない私は迷わず距離の短い中級コースへ。

試乗ホイールは「COSMIC SL 40」

自分の自転車はリムブレーキタイプなので「COSMIC SL 40」をお借りすることに。
平坦から登りまでオールラウンドにこなせるリム高40mmのフルカーボンホイールは、平坦だけでなく細かいアップダウン、急坂のヒルクライムまであるバラエティに富んだ今回のコースにピッタリです！

KOM（キングオブマウンテン）チャレンジポイントの鹿野山はなかなかの急坂！

同じ班の方々と順調に走り続けて、いよいよ本日の山場「鹿野山のヒルクライム」です！

あまり高い山はない千葉県ですが、この鹿野山は標高こそそんなに高くはないものの、４km弱の登りはかなりの斜度が続き、練習不足で体重も大幅オーバーの身にはかなり堪えました！

全体のビリから２番目？という情けない結果ながらなんとか登りきると、頂上には素晴らしい眺望が広がっていました！

昼食スポットへ

鹿野山からのダウンヒルをこなしつつ、昼食スポットの「Cafe GROVE」様へ到着。
ちょっと亜熱帯の雰囲気がある森に囲まれた素敵なカフェで、お食事も美味しかったです。

さらに腹ごしらえなどしつつ竹岡駅へ

昼食の後も順調に進み、予定よりだいぶ早くゴールの竹岡駅へ到着しました。

帰りの列車到着までかなり余裕があったので、あろうことか途中に通ったラーメン店に向かうことに！

麺もチャーシューもかなりのボリュームで、濃いめの味付けが運動した体に染みわたります。
ただ、カロリー収支は確実にプラスになっていると思います！

全ての班の集合を待って、帰りも同じ「B.B.BASE」号に乗り込み、東京への帰路につきました。

そのまま無事に両国駅へ到着、心地よい疲労感の中、解散となりました。

MAVICホイールの実力は！？

今回お借りした「COSMIC SL 40」は、40mmリムハイトの空力性能が活きる平坦の巡航が楽なのはもちろん、急坂のヒルクライムでも漕ぎの重さは感じられませんでした。まさに「走りが軽いMAVIC」の面目躍如といったところです。

さらに印象的だったのは下りの加速感でした。普段はローハイトかつ重量級のホイールを履いているのですが、下りではいつの間にか前走者との距離が開いてしまうことが多くありました。ところが今回は逆に適時ブレーキングをしないと自然と前走者に追いついてしまい、このホイールの空力の良さを実感することができました。

雨天時の走行は試していませんが、少なくともドライコンディションでは、カーボンリムに専用のブレーキシューの組み合わせは十分な制動力を持っており、急なダウンヒルでも全く不安なく下ることができました。アルミリムとは違う独特のブレーキ音も意外とクセになります。

「COSMIC SL」の硬すぎず柔らかすぎずの絶妙な剛性感にチューブレスの乗り心地の良さが相まって、とても快適に全行程を走りきることができました。
もちろんレースにも十分対応可能ですが、ロングライド志向の方にはこの「COSMIC SL 40」は特に自信を持ってお勧めできるホイールだと感じました。

MAVIC 21 COSMIC SL 40 F/R

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