【STAFF】swim編　IRONMAN World Championship行ってきました!
by: 阪田暁

こんにちは。お茶の水店阪田です。

ちょっと遅くなりましたが・・・

IRONMAN World Championshipに出場してきました!

IRONMAN World Championshipとは、毎年10月にハワイ島コナで行われるトライアスロンの祭典です。世界各地のIRONMANで年代別上位に入った者だけが出場できる、世界最高峰の舞台。トライアスロン界はコナを中心に回っています!

レースのこと、現地滞在のこと、ちょっとずつこちらのブログで紹介していきますね～。

お茶の水店STAFF阪田のIRONMAN World Championship レポート♪

まずはレースレポートから!

本日はスイム編。

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　IRONMANのスイムは3.8km。スイムコースは実に簡単。1.9km行って、1.9km帰ってくるだけ!

　入水前、海岸で待っているとき、周りとの体格差に少し気後れ。自分だけ一回りも二回りも小さいような…？まあいいさ、この競技において体格差はあまり関係ないはず。

　1700人あまりが一斉スタートという、かつて経験したことのないほどの人数でのスイム。スタートは中央3列目からだったが思ったほど混雑していない。周りとぶつかることもなく、皆が整然と流れていく。流石、レースになれている世界中の猛者どもです。

序盤は強力な流れを感じながらの快適なペースで泳きます。湾の中にいる間はうねりもなく、非常に泳ぎやすかったです。湾から離れるに従いだんだんとうねりが出てきましたが、フォームを崩さないように淡々と泳いでいきます。約1.9kmをひたすら直線というのも長い。ブイを一個一個クリアしながら、周りの流れに取り残されないように食らいていきます。常に周りに人がいるので、ヘッドアップはほとんど必要ありません。自分がどれくらい進んだかを確認したいときに少しするだけです。ようやく折り返しに到達し、折返して少し泳いだ時点でタイムを確認すると、まだ33分台。これは65分くらいいけるんじゃないかと期待しながら後半へ。

　前半の快調なスイムから徐々に変化が生じ始め、体感スピードが落ちているような気がし始めました。岸に見えるホテルの位置がなかなか変わらず、進んでいないのではないかという不安にかられます。レース後に聞いた話によると、今年は特に潮の流れがあり、後半は流れに逆らって泳ぐことになったのだとのこと。どうりで体感スピードが違ったわけだ・・・。自然が相手のスポーツは難しいですね。

周りの人の数も前半と比べると少なくなり、気が付くと自分の前にあまり人がいない。ブイすれすれを泳ぐ人と、少し外側を泳ぐ人で、2列の隊列をなしている模様でした。自分はそのちょうど間にいたので、人が少なかったのでした。みなドラフティングの効果を得ようと人の後ろについています。その後は自分もブイ近くの列に加わり、前の人のバタ足をつかむくらいの距離感で泳いでいきます。

ゴールが見えてくると、後半は失速したのではないかというタイムへの不安と、ハワイでのスイムもこれで終わりか、と名残惜しさの両方を感じます。スイムアップ時点で71分程度。やはり感覚通り後半の失速が顕著でしたが、想定内のタイムだと気を取り直しトランジットへ。

オープンウォーターのスイムでは、純粋な泳力のほかにも

・いかにまっすぐ泳げるか。

・人に後ろで流れを利用できるか。

・波でフォームを崩されずに泳げるか。

この辺りが大事になってきますね～。体に合ったウエア（ウエットスーツ・トライスーツ）を着るとか、視野の広いオープンウォーター用のゴーグルを使うとか、用具の選定も大事です。

お茶の水店にもオープンウォーター用のゴーグルあります！