2015/11/01 16:51
自転車のチューブの加工や
小物パーツの製作には必ず必要な機械
汎用旋盤
製作の幅、金属加工の基礎を学ぶべく
東京都が実施している
キャリアアップ講習に参加しています。
今年の夏前から冬にかけて、合計9回の講習です。
朝9時から夕方の17時まで、座学、実技と学んでいきます。
切削の理論、道具の使い方や刃物の種類など、
知らないことばかり。。。
課題の図面の±0.2まで追い込んで行きます。
段付けから、ねじ切り、テーパーと
難易度は中級らしいです。
回転のスピードと刃物をおくるスピードは品物の径、刃物の種類によって決めていきます。
荒削りは超硬、仕上げ加工はサーメット。。。
回転数を上げて、仕上げていきます。
段付けをして、面取り。
面取りはC2で、これの決め方は、ノーズアールが幾つで、なんちゃらと、
専門用語が飛び交います。
よく解りません。。。
とったノートと資料を読み返し、必死についていきます。
金属で。金属を削るので、細かい理論を理解する事が大切です。
講師の方は、旋盤歴50年の職人さん。
『バカヤロー!』なんて、たまに怒鳴ってます。
仕事に厳しく、誇り高い。
尊敬出来る方です。
自分が普段使う旋盤は、こんなに大きくはないので、
小さいものの加工しか出来ませんが、経験出来ることがよかったです。
手作り自転車を通じて、物作りってすばらしいと、
最近思います。
自分が作った物を、他人が使い、喜んでもらえる。。。
今月、あと3回の講習で最後です。
しっかり勉強してきます。
2015/11/01
いしかわ