#RideCannondale 急遽開催の信越グラベル参戦!その2:当日編 & Gravel Runnerタイヤインプレ!
by: 間野友輔

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ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストアの間野です。

前回のあらすじ

8月の中旬に突然、『信越グラベル』の告知が上がってきて、それがちょうど休みの日だったので急遽参加決定。前日も休みだったので、以前から行きたいと思っていた戸隠神社奥社に行ってきました。

この日は斑尾高原裏手のリゾートホテルに投宿。

 

そして起きたら……

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がっつり降っとるやんけ~!!(T_T)

正直、ギリ降らないんじゃないかって思ってたんだけど甘かったわ。甘いといえば、準備したレインウェアを忘れてきたwww

 

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集合場所に7時30分。貸出があるのは知ってたけど、自前も含めてeバイク率が高い。ここのコースではある意味正解。

 

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ブリーフィング。参加者は20名くらいかな。地元有志(『ローカル』と呼称してたのは、一緒に楽しむメンバーてことで、スタッフとはちょっとニュアンスが違うってことかな)が10名前後。このブリーフィング中にブヨに3カ所噛まれた(T_T)

 

信越グラベルとは?

2019年のGrinduro!日本初開催を契機に、斑尾高原では夏季にグラベルバイクパークを開業しました。その後コロナ禍の影響もありGrinduro!の開催は止まっているものの、地元有志(ローカル)の手弁当で不定期開催されるようになったイベントです。

参加費も格安ということもあって、案内看板はなし、自己責任が強いイベントにはなっているものの、それは建前でけっこうローカルさんたちのホスピタリティは高いなぁ、って思います。

ただしコースは結構しんどい。どうしんどいのかは後で触れます……。

 

この日のバイク

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フルカスタマイズしたCannondale Topstone Carbon Lefty Force22です。サドルバッグはチューブが入っているだけの小ぶりなものに変更。天気が悪いと判断してデジタル一眼カメラを降ろしたので、ハンドルバーバッグに補給食を移して、フレームバッグも外し軽量化。

斑尾は山頂出発なので、必然的に帰りは登り、しかもけっこうキツい。そこでタイヤをGravel Runnerに替えた意味が出てくる。……のだが、この日がウェットだということを失念していた。

 

2日日ライド:信越グラベル2022夏

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出発。まだ霧が濃い……けど天候回復の兆しあり。

 

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最初はゲレンデ内や周辺に林に設置されたコースを走る。グラベルというかトレイル。そう、トレイルなので細くて滑る。このタイヤだとコーナーリングがけっこう厳しい。

 

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鬼畜な斜面を延々と登る。最大斜度18.7%……。ここ登るの3回目だわ……。

 

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ゴキゲンなトレイルへ突入!

 

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霧と日差し。幻想的。

信越グラベルのコースは、国内のグラベルイベントで走るようなルートはだいぶ異なっていて、かなりMTB寄りなんです。もちろん想像しやすいジープロードの林道もたくさんありますが。元々Grinduro!自体がMTB寄りイベントだったりするので。この感じは国内唯一かもしれません。

 

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コース上に岩場出現。これはMTBでもトライアル経験者じゃないと無理でしょ。
担ぎが必要だったりして、必ずしもeバイクが有利とは言えない。

 

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次第に晴れてきた。

 

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林道とは言えないような細い道を行く。ちなみにここは用水路にフタして、保守用に軽トラが走れるよう多少広くとってあるルート。油断すると滑る。

 

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ルート上のお社で、ローカルの方に撮っていただきました。

 

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飯山の市街地かな。ええ景色や。

 

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だいぶ一気に下っていき……。

 

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いろいろ端折って野尻湖へ。ここまで降りてきて、ようやく食料の補給ができた。この日はホテルの朝食時間が合わず喰いっ逸れ。手元にあったのは総菜パンが1つと固形の補給食3つ、ジェル補給食3つ。これでなんとか食い繋ぎ、野尻湖近くのコンビニでバナナを買う。

 

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こちらが本当の休憩スポット。地元のマーケット隣接したジェラート屋さん。実は前日ライドでココ通ってたんですけど、手前にあった『ドッグラン』の看板の印象が強すぎて、犬関係のショップかと思ってた……。

 

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景色良い!前方は斑尾山

 

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後方は飯縄山

 

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今回、けっこう麓まで降りてきていて、マップを見たときはなんで?って思ってたのですが、今回のテーマはグラベルメインというよりも、地元の古道を巡るライドというテーマだったそう。これはこれで情緒があって良い。

 

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 こんな道とかね。

 

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廃校を活かした地域活性化施設『いいづなコネクトEAST』へ。

 

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鹿肉を使ったバーガーが昼食。これ、味付けもよくて美味い。そもそも鹿食べたことないから違和感なんてないわ。

 

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で、この『いいづなコネクトEAST』内にはりんごを使ったシードルの醸造施設と、喫茶室がありました。このリンゴコーラ、甘くておいしい。ずらっと並んだケーキもおいしそうでしたが、動けなくなりそうで断念。
インスタはこちら『泉が丘喫茶室」

 

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あとは標高400から1000までひたすら登る。鬼畜のようなコンクリ斜面……。ログ確認したら一瞬だけど17.8%って数字が出てきたw
eバイク勢がガンガン抜いていくので悪態ついてやりましたwww

 

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こんな感じ。ニセコグラベル前の良いアップになったかも。

斑尾4回目でしたが、今回も鬼畜wな登りとゴキゲンなトレイル、しっとりとしたグラベルと、今までにはなかった地域の営みを感じられるライドでした。企画運営していただいた地元ローカルの皆様、ありがとうございました!

 

 

さて、新しいタイヤの感想を。

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深谷産業さんのブランド『DAVOS』といえば、最近グラベルにすっごく力を入れているブランドです。そこから登場したのが、パナレーサーの往年のツーリングタイヤ『Road Runner』を復刻させた、『DAVOS Panaracer Gravel Runner』です。

この元になった『Road Runner』。90年代半ば、旅用の自転車がランドナーからMTBに切り替わりつつあった時代に、マウンテンバイクの26インチホイールでツーリングをするために作られたものです。とはいっても当時も700Cタイヤのラインナップもありました。

ツーリング用なので転がりが軽い、中央が繋がったセンターリッヂパターンを持ったオンロード寄りのタイヤで、なおかつグラベル(当時はダートとか呼んでましたが)も走れるタイヤとして重宝されていました。MTBがブームだった時代のお話です。

そんなタイヤを折り畳み、チューブレスレディで復活させたのが面白くて、今回試してみました。

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今回は舗装で楽したかった(特に終盤の登り!)ので、その点では一般的なグラベルタイヤよりも転がりが軽くて抵抗感が少なく良かったと思います。

一方で、サイドも繋がったパターンデザインなので、コーナーリング時のグリップ限界が早いです。トレイル走ってて、真ん中を走ろうと思っているのに、なぜか谷側に寄っていったり。一度タイトコーナーでグリップ抜けして滑ってしまいました。

総合的にはGravel King SKの方が安心だと思います。が、舗装登りが長かったりするとGravel Runnerの出番があります。信越ではちょっと弱みが出ちゃったけど、大多数の国内グラベルイベントであれば問題なく楽しめるタイヤかな。私は再来週のニセコグラベルにもこのまま持っていこうと思っています。

 

 

 

次回予告!

ということで、次はホントにニセコグラベル!

 
 
 
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次の休みで洗車整備するから乗ってる暇なしwww

まだエントリー自体は受付しているはずです。急遽参加できるぞって方は調べてみてください。現地までの移動手段や宿泊先も重要ですよ。

 

それから、今日になって 野辺山グラベルチャレンジ2022 の情報が出てきました!
2019年に第1回を開催して以来の開催は、10月29日、30日の2日間!
すでにエントリー開始していました!関東からも参加しやすい好イベントですのでお見逃しなく!!

 

 

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26th August 2022

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