2022/07/31 17:42
ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストアの間野です。
コロナ禍で20年、21年と休止していた『シマノバイカーズフェスティバル』が今年は開催されたので、行ってきました!
目次
シマノが開催ずる2大イベントのひとつで、近年は長野県富士見町の『富士見パノラマリゾート』を中心に開催されます。MTBのイベントがメインですが、周辺環境の良さを活かしてロードバイクのツーリングイベントなども行われていて、ガチMTB勢からロード系エンジョイライダーまで幅広く楽しめるイベントです。
わたくしは過去3回ほど、MTBで参加してきましたが、今年はちょっと毛色を変えて、『グラベルツーリング』に参加してみることにしました。
以前参加したときの様子などは、こちらをご覧ください。
ツーリングのメニューを覗いてみると、それぞれ『参加可能車両』というかたちで走行可能なバイクの種類が掲載されています。そのなかからグラベルロードが掲載されているものをいくつかピックアップすると、以前から気になってたツアーが参加可能になっています。
下の画像は公式サイトをキャプチャーしたものです。
ゴンドラに乗って入笠山の上まで登って、反対側の谷を下り、高遠からバスに乗って戻ってくるという、ほとんど下りメインの楽ちんコースです。
よっく見るとフローチャートの『下りの技術』に『※グラベルロード、シクロクロスの場合は4』ってあり……要は難易度高いよって言ってるんだけど、まあ気にしません。
こんな感じで公開できるコ-スの場合はマップも事前公開されています。
はい、いつものCannondale Topstone Carbon Lefty Force22です。
いつもと違うのはホイール。イベント系はだいたい650BホイールにPanaracer GravelKing SK 43mmタイヤで参加しています。特に登りが楽で舗装抵抗が少ないから。
今回は700CホイールにSchwalbe G-One Ultrabite 40mmで参加。理由は登りが少なく、タイヤのグリップが高いから。まあ、のちに分かる路面状況で、このチョイスが正解だったと分かりますが、事前には知る由はなし。
下りメインなのでシングルボトル。普段バナナなど入れているフレームバッグも装備せず。ほとんどハンドルバッグで済ませました。実は高遠で温泉に入れるというのが事前の売りのひとつだったのですが、今回、温泉は休業だということでナシ。まあコロナ禍のせいなんでしょうね。だからだいぶ軽装です。
ゴンドラに乗って山頂方面へ。ちなみに1つのゴンドラに2台+2人乗ってます。
山頂駅からちょっとだけトレイルに入ります。木の根が露出した小さなドロップオフもあったりしますが、ウォームアップみたいな感じでしょうか。
トレイル抜けるとしばらくはクルマも通るような道に出ます。ここはたまたまグラベルですが、山頂近くはほとんど舗装路になっています。
そういえば、参加者は30名前後で、うちグラベルバイク/シクロクロスは私含めて6人だけ。意外と少ないなあ。……勘違いしてましたが、これ、別にグラベルライドとは謳ってませんでしたわ(笑)
とにかく景色が良いぞ。
ゴンドラ乗ってたときは、山頂部に雲がかかっていて涼しいのを期待してたのですが、ピーカンです。めっちゃ日焼けしましたw
ここは曇ったときも幻想的でいいんですけどね。
参加者の力量とペースは一定ではないので、小休止をたびたび挟んで確認をとります。スタッフが6人くらいいるので、参加者規模に対してけっこう充実してます。
かなり古いMTBの方もいらっしゃって、80年代終盤のアラヤ・Muddy Foxの方も。逆に最新のフルサスバイクの方も。
お約束の画です(笑)
森の中は伐採作業も行われていて、あちこちで丸太が積み上げられています。
ここから本格的にグラベルスタート!
けっこう整ってるな、砕石ではなく固めた土道って凄いな~などと感動しながら走ってます。これだけキレイだとカメラ構えながら走れますしね。
伐採した木材の積み込み作業してました。林業作業優先で暫しストップ。これだけ大型のトラックが入るから、こんなに路面が整っているのか。
森の中は美しいですね。
さて、整った路面なんて言ってましたが、それは間違ってました。
重機のキャタピラで固められたリアルウォッシュボードが出現!
そもそも今回のこのツアー、本来のルートが通行止めになっていて、代替ルートでの開催だったらしいのですが、それが恐らくこの作業中の林道なのでしょう。道幅はとても広いのですが、適度に水分が抜けた泥が固められて凄いことになっている。まあ、割と固まってたので、走りにくいというほどではなかったのですが。
ただGravel King SKだとグリップが抜けそうな場面が多く、やや泥詰まりは起こすものの、G-One Ultrabiteで来て正解だったかな~と思いました。
『小黒川林道』というけど、川がない。むしろ尾根に登っているので、下りだけでなくけっこう登っています。だんだん集団がバラけてきました。
眼下に集落が見えてきた。
途中、まあまあ泥詰まりしたりして。
あと、下りに入ると砕石が多くなったりしてきました。
個人的にはめちゃくちゃ下り楽しんでヒャッハーしてたのですが、言われて気づいたのですが、これ、とりあえずグラベルロード買ったからって来るような場所ではないよね~。並みのシクロクロッサーなら楽しめそうだけど、まあまあテクニカルかな。
麓に降りてきました。標高ほぼ1,800mから970mまで降下!たんぼの緑が眩しい!ついでに林間から日向に出てきたので、27℃くらいから一気に34℃まで上昇!暑い暑い!
フィニッシュは高遠。
ここで
自転車はトラックに積み込んで……
参加者はバスに乗って杖突峠越えて1時間で富士見パノラマリゾートに戻ってきました。帰路がないので楽ちんです。
なお温泉のチケットを貰いましたが、あまりにも暑くて汗が止まらなくなりそうだったので、体拭いたら即、家路につきました。
……いや本当はね、2日目のグラベルイベントも申し込んでいたんですけど、スタッフ人数少ないのでキャンセルして帰ってきました。でも出勤したら東京暑すぎるせいか暇です(笑)
わたくし間野の次回の予定は、9月3日、4日開催のニセコグラベルです。5月にも行きましたが、前回はプレ大会で、今回が本大会。募集人数が400人にアップし、コースもショートからエクストラロングまで4段階。いよいよニセコが本気を出してきました(笑)
この投稿をInstagramで見る
現在、参加者募集中ですが、原則3名以上のグループ参加となっています。個人で申し込む場合、運営側でグループマッチングする予定とのこと。例外としてロング、エクストラロングに参加の方でソロ走行を希望する場合のみOK。これは安全対策が理由だそうです。まあ広大なコースをすべてスタッフがカバーできるか微妙だし、野生動物も出てくるし……。
ちなみに過去大会に協賛しているキャノンデールは、今回ホスピタリティーブース設置予定とのこと。ぜひキャノンデールのグラベルバイクで参加してブースを訪れてみてください。
この投稿をInstagramで見る
さてわたくしは何で行こうかな?
登りで楽したければ、9月までにはSUPERSIX EVO CXもフロントダブル化できそうだし。下りを楽しむならTOPSTONE CARBON LEFTYのほうが良いし。悩む。
傷がつきにくくなるガラスコーティング『ガラスの鎧』と汚れが付きにくくなる『カガミの甲冑』は、オフロード遊びするグラベルロードにはお薦めしたいです。(道玄坂限定)
グラベル・シクロクロス大好きなキャノンデール専任スタッフ間野がご案内します!お待ちしております(*^^)v
31th July 2022
ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストア まのゆうすけ