#RideCannondale 国内最高峰のシクロクロス祭典!Rapha Super Cross Nobeyamaに参戦してきました!
by: 間野友輔

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ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストア
の間野です。
 
ここ何回かお知らせしてきましたが、11月23日(土・祝)は、長野県南牧村・野辺山高原で開催された国内シクロクロス界最大のイベント

Rapha Super Cross Nobeyama(野辺山シクロクロス)
に参戦してまいりました。
 
動員規模からすると、お台場で行われてきた『シクロクロス東京』のほうが大きいのかもしれませんが、野辺山は最上位カテゴリーが国内唯一の『UCIカテゴリー1』に認定された大会。観光牧場の敷地を使った変化のあるコースが魅力で、関東・信州のみならず東海・関西などからも多くの参加者を呼び込んでいる大会です。
 
これまで、土日2日間開催されてきた大会は、今回、土曜日のみとなり、日曜日は周辺の長野県南牧村をめぐるグラベルイベントRapha Nobeyama Gravel Challengeが初めて開催されました。こちらも参加してきましたので、別エントリーにてレポートさせていただきます。
 
 
場内はたくさんのブースで賑わっています。


 
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フードもたくさん。地元・南牧村商工会や、温まるミネストローネ、
サイクルイベントではお馴染み関西の『エスキーナ』さんも。
 
 
 
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今大会のサブスポンサーは我らがキャノンデール!
場内ではTOPSTONE CARBON の試乗もできました。
 
 
 
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わたくしも愛用する
イタリアンブランドのハンドメイドタイヤ『CHALLENGE(チャレンジ)』。
しなやかなサイドウォールが乗り心地と路面への喰いつきを実現します。
今年からはアキボウさんのお取り扱いになりました。
 
 
 
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毎年出展しているカワシマサイクルさんのブースでは、
こちらもわたくしが愛用する『fi’zi:k(フィジーク)』のシューズや
『Crank Brothers(クランクブラザーズ)』のペダル、
それにグラベルやシクロクロスのタイヤを発表したばかりの
『PIRELLI(ピレリ)』も展示していました。
 
 
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シューズやヘルメットが人気で、
Grinduro!の発案者でもある『GIRO(ジロ)』を扱うのはダイアテックさん。
『Mac-Off(マックオフ)』のケミカルも好評で、
場内では洗車サービスも実施していました。
 
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わたくしもお世話になりました。ありがとうございます!
渋谷本館でもお取り扱い中のMac-Offのクリーナー、よく落ちますよ!


 
  
場内は前夜降った雨でよく湿っていて、名物の泥セクションもドロドロ。それ以外の場所もぬかるみが多く、『野辺山らしい』コンディションのコースが出来上がりました。想定外なのは、異様に暖かかったこと。寒い雨より全然いいんですけど。
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わたくしは昨年から『カテゴリー・マスターズ3(CM3)』にエントリーしています。一昨年までは一般カテゴリーの上から2番目『カテゴリー2(C2)』に参戦していましたが、降格したのを契機に、40歳以上のマスターズのカテゴリーに移行しました。
 
さて、異様に目立つ新車(笑)も導入したので、下手な成績を出すわけにいかないのですが、シェイクダウンしてみたところ、バイクはいい、いいんだが自分の体力が……ということに気づき、レース前週は月・火の休みに加え、水・木も通勤で乗り、金曜日をrestにして土曜日乗り込みます。
朝6時半からの試走でも、あまり体が動く感じがしなくて、これはマズいかな~とか思っていましたが、今回、スタート順がだいぶ後ろの方なので、とりあえず言い訳はできるぞ(笑)と気楽に構えることにしました。
 
 


【今回の機材】

 
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メインバイク:Cannondale SUPER X
グループセット:SRAM RED 22 Hydro
ホイール:SCOPE CYCLING R4D
タイヤ:CHALLENGE FANGO open tubler 前後1.8Bar
 
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スペアバイク:Cannondale TOPSTONE CARBON (今回使用せず)
 
シューズ:fi’zi:k Infinito X1
ウェア:le coq sportif
アイウェア:OAKLEY JAW BREAKER w PRIZM TRAIL TORCH 
 
 
タイヤは当初、泥用のBABY LIMUSを用意していましたが、野辺山の泥は付着すると重く、タイヤのブロック間に挟まって抜けなくなるので、泥抜け優先でFANGOを使用。いちばん気に入っているタイヤなのですが、数年前に廃番になってしまい、今持っているのはストックしておいた最後の1セットです。
 
 
 
わたくしの出番は10時46分スタート。ゼッケン667番。CM3は620番が先頭で、679番がいちばん後ろっぽい。前が詰まるだろうから最初は無理をしない作戦で、少しずつ抜いていくことにする。過去4年ほど、運よく前方スタートの権利を得ていたのですが、それだとスタートから全開なので、すぐにオールアウトになってしまうのです。
 
スタートを抑え気味だったので、序盤の舗装登りも余力をもって登れ、畑を使った泥区間もバイクを担いでラン、ここでも少しずつ順位を上げていきます。コーナーがスリップしやすいバギーコース以降は、この新しいSUPER Xの本領発揮です。コーナーのライン取りがすごくスムーズ。実のところ、野辺山ではかなりの頻度でリアディレーラーハンガーを泥詰まりのせいで折っていたので、序盤は慎重に入ったのですが、途中からはかなり攻めれるようになってきました。ブランクがあるはずなのにコントロールが思いのままで、バイクへの信頼感がどんどん高まっていきます。
 
 

191123nobeyamacx_32Photo : 齊藤高史さん 
 
 
191123nobeyamacx_33  Photo : 齊藤高史さん(トップ画像も)
 
 191123nobeyamacx_34 Photo : 吉原真也さん
 
 191123nobeyamacx_31Photo : Inori Noguchiさん
 
 

 予想どおり、タイヤチョイス的には泥のある場所でのグリップが弱いけれど、乾いた区間の走りが軽く、次第に奪われる体力のなかでもしっかり走りきることができました。
また、昨年まで使用していたFOCUSのバイクに比べてハンドル距離は同じながらハンドル高が上がったことで、今の体のコンディションにはうまくフィットしたように思えます。タイヤが滑りやすい割にコントロール性はとても好感触でした。『オフセットAi』の恩恵か、パワーのかかりやトラクションコントロールも良いように感じました。
 
最後は後続を切り離し、射程圏内に収めていた前走者をフィニッシュライン直前で抜いてゴール。
 
まーそこそこ良かったかな?だいたい真ん中よりは前の順位だろうと思っていたのですが、リザルトを見たら13位/出走55名(DNF2名)で、ちょっとビックリ。野辺山における過去最高順位です。機材のフィット感は初戦としてはかなり良かった印象だけど、今の体力で上位が伺えるとは思っていませんでした。こうなると、前の集団でゴールできてたら、ひょっとしたら一桁順位も獲れたかもしれないと思うと、ちょっと次への意欲が湧いてきました。
 
次戦は12月22日(日)の東北シクロクロス第4戦@福島空港への参戦を予定しています。
 


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野辺山シクロクロスのトリは、『UCIカテゴリー1』に指定された国内最高峰のUCI Elite Menのレースです。
 
例年、2週間後に迫った『全日本シクロクロス選手権』の出場権がこの野辺山の結果で決まります。上位の選手にとっては、海外勢を含む有力選手が集まる大会なので、現状把握という意味でも重要なレースです。
 
 
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スタートはUCIレースの結果で獲得できる『UCIポイント』の順。スタートが大事なシクロクロス、いかにポイントを稼ぐかも大事です。
 
中央・黒いジャージのゼッケン1番はシクロクロス強国・チェコ共和国からここ3年来日しているベテラン、エミル・ヘケレ選手。前の週の関西シクロクロス・マキノでも優勝しています。
 
向かって左側が現・日本チャンピオンの前田公平選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)。弊社新宿本館のスタッフでもあります。
 
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スタート直線から一気に左コーナーへ。
さすがUCIカテゴリー、落車なしで全員通過。下のカテゴリーでは少なからず落車が起こるポイントです。
 
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2周目だったかな?林間の泥コーナーを行く選手たち。この時点で前田選手、若干先頭パックから遅れています。何かあったのかな?
  
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キャノンデール・ジャパンのサプライを受ける、MTBクロスカントリー日本チャンピオンの山本幸平選手(チーム・ドリームシーカー)。バイクは当然、Super X。身長182cmですが、サイズは54だそうです。ここまでシクロクロスのポイントも持っていないので、最後尾99番ゼッケンでのスタートでしたが、見事9位に喰い込みました!
 
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近年、上位カテゴリーだけが周回するコース上に現れた『野辺山キャニオン』。
バニーホップに失敗するとクラッシュします……。着地側の角がどんどん削れて、谷の幅が年々広がっています。小柄なUCI Elite Womenの選手たちは跨いで飛び越えるのも一苦労でした。
 
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優勝はエミル・ヘケレ選手!
昨年に続き連覇を狙った前田公平選手は2位。3位には躍進著しいアンダー23世代の村上功太郎選手が入りました。今年の全日本選手権開催地・愛媛が地元の村上選手は、翌日の関西シクロクロス・美山でも優勝しており、台風の目になりそうです。
 
 
そんなわけで大興奮のまま終わった野辺山シクロクロス。
今年は1日だけの開催なので帰っちゃう方も多かったのですが、翌日のグラベルチャレンジ、最高に楽しかった!
 
そんな楽しいレース&イベントを運営してくださった、南牧村商工会の皆様、Rapha Japanの皆様、運営ボランティアの皆様、ありがとうございました。一緒にレースに参加された皆様、応援してくださった皆様、写真を撮っていただいた皆様にも感謝申し上げます。
 
野辺山はレースだけで帰っちゃうのは勿体ないフィールドですよ。そんなところを、次のブログでお伝えしていきます!
  
シクロクロス編はスマホで写真撮ってたのでアレですが、グラベル編はキレイな写真をお見せできると思います!
 
 
 
現在、渋谷キャノンデールブランドストア/渋谷本館にはシクロクロス競技車両の在庫はございませんが、ご興味ございましたら、担当スタッフ間野をぜひ捕まえてください。楽しめて、成績も目指せる1台をご提案させていただきます。
 

 


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27th November 2019
author : ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストア まのゆうすけ

 


 

 

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