【ワイズロードスタッフ試乗会】ALLANT+ 8 STAGGER
by: 杉浦信

 11月17日、第9回ワイズロードスタッフ試乗会に参加してきました。

最高の天候の下、最高の自転車に多数試乗させて頂きました。

お忙しい中多くのメーカの皆様にご協力いただきありがとうございました！

今回はその中で気になった車体のご紹介です。

 TREK ALLANT＋8 STAGGERのご紹介

TREKは1976年創業のアメリカ巨大ﾒｰｶｰ。ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクはもちろんのこと、e-bikeにも力を入れているブランドです。日本ではMTBとCITYと二つの区分けでe-bikeの展開をしています。今回はその中で街乗りハイエンドモデル「ALLANT+8」の紹介です。

この「ALLANT+8 STAGGER」は2つあるクロスバイクのラインアップの中で上位グレードのモデルになります。ボッシュのユニットを乗せ、インチューブ型のバッテリーを搭載することで非常にすっきりしたフォルムになっています。この車体はSサイズですので、フレームをまたぎやすいローステップモデルになっています。女性の方でも跨ぎやすいのも大きな利点です。見た目に反してよりスポーティーに乗れることが出来るのもこの車体の素晴らしいところです。

ボッシュ製Performance CX搭載

Performance CXはMTBモデルに使用されているユニットと同一モデル。1回の充電でおよそ165Km走行可能。坂道の多い少ない、乗る方の体重、荷物の重さなどで走行可能距離は変化しますが、アシスト力が一番低いモードで約165Kmの走行が可能です。受電時間はおよそ2.5時間で完了。モニターにはアシストレベル、走行スピード、走行距離、時間などの情報が表示されます。アシスト操作はモニター左側の±スイッチで切り替えが出来ます。

アシストの味付けとしては、ペダルを回転させることによりアシスト力が高まっていくような自然な乗り味を得ることが出来よりスポーティーにアシストの恩恵を得ることが出来ます。

バッテリー外さないで充電可能！

インチューブ型の為、外付けのバッテリーと比べ少し取り外しに手間がかかりますが、車体の近くにコンセントが配置されている環境であれば、」ユニット上の差込口に充電器のプラグを差し込むことで充電が可能です。

少ない力で最大限の制動力を得られる油圧式ディスクブレーキ搭載。

トレンドのディスクブレーキ装備です。しかも油圧式！少ない握力で、確実なブレーキングをします。キャリパーブレーキやVブレーキに比べて隙間が少ないので、雨の時でもしっかり停まれます。重量があり、アシストが効くe-bikeでも安心した制動力を得ることが出来ます。

前後ライト、フェンダー、スタンド、ラックが標準装備

雨の日もフェンダーが付いて安心。前後ライトはバッテリーから電源が供給するので乾電池交換、充電の必要なし。街乗り用としての仕様にもピッタリ。

サイズ・適応身長・納期

サイズは1サイズ 　適応身長は155cm-

価格　￥473,000(税込)

現在、メーカ在庫あり。

最後に

乗ってみた感想は、とにかく安定感が良い。E-BIKEの為、重量は通常の自転車の2倍ほどありますが、乗ってみるとアシストの恩恵で漕ぎだしが非常に軽く、上り坂も楽々。ママチャリの電動アシスト自転車と異なりパダルに力を入力した際、一踏みでグーングーンとアシストが効く感覚とは異なり、ペダルを回すことによりアシスト力が高まっていくイメージの味付けでした。もちろん、上り坂でのアシストは最高です。時速10キロぐらいまでが一番アシスト力が強く、24Kmにスピードが近付くにつれてアシスト力が弱まり、じそく24Kmに達した時点でアシストがOFFになるようなイメージです。フレームの剛性がしっかりしており、太めのタイヤをはいていることが安定感を得られる要因の一つに感じられます。E-BIKEを上手く乗りこなすには平均時速時速20Km以下のスピードで漕ぎ続けるのが効率的な付き合い方かなと思います。 通勤からツーリングまで幅広い用途に使えるE-BIKEの購入を検討されている方におススメです。

TREK ALLANT＋8

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