2021/11/24 20:31
先日は毎年恒例、年に一度のワイズロードスタッフ向けの社内試乗会に参加してきました。
昨年はコロナ禍で中止だったため、二年ぶりの開催でした。
今年はグラベルロードの試乗車、そしてグラベルロードに試乗しているスタッフが例年以上に多かったと感じます。
実際、店頭でもお客様からの問い合わせや販売する機会も非常に増えているジャンルですからね。
という訳で今回のインプレもグラベルロードです。渋谷本館のグラベル率高い…。
目次
RIDLEY/Kanzo Adventure
試乗サイズ:S
¥374,000(税込)
自転車競技が国技の自転車大国ベルギー生まれのRIDLEYからリリースされている、グラベルロードです。
長い歴史を持ったブランドではありませんが、石畳や悪路の多いベルギーで育ち、最先端の技術が注がれたバイクはプロチームをサポートするなど、レースシーンでもその名をしっかり刻んでいます。
シクロクロスでも定評があるメーカーですから、グラベルロードが悪いはずがありません!自然と期待してしまいます。
さて、リドレーのグラベルロードのラインナップは、Kanzoシリーズとして4車種展開しています。
Kanzo Fast、Kanzo Speed、Kanzo Adventure、Kanzo Aと、それぞれが異なる設計で作られており単にコンポーネントのグレードが違うというような次元ではなく、リドレーの拘りぶりというかその情熱に驚きです。
まあ、一見してフレームの造形もそれぞれ違うことが判りますからね。
MTB好きな私が試乗したのは、Kanzo Adventure。本当なら4台乗り比べるべきなのでしょうが、時間的にも…。
太目のタイヤ、フレーム各所のダボ穴、そしてその名からわかるように、キャリアやフェンダーを装着してのツーリングを想定して作られており、よりコンフォートに振っています。そしてよりオフロード寄りの仕様となっています。
想像していた期待通りの乗り心地の良さ。そしてクセの無い素直なフィーリングは意外でした、すごく乗りやすい。
高めのハンドルでアップライトなポジション、少し前に持病の椎間板ヘルニアが悪化していた私にとっては丁度良い塩梅。
650Bのホイールに交換すれば最大50mm幅のタイヤが使える懐の深さ。
普段からシリアスにロードバイクに乗っている方にとってはもっさり感は否めないかとは思いますが、そもそもこのバイクのコンセプトがケイデンスを上げてガンガン走る…という訳ではないですし、このバイクを選ぶ方もそういう使い方はしないはず。
リドレーお得意の角断面に扁平させた各チューブのお陰で、剛性を確保しつつ振動吸収性を高め、乗り心地も向上させています。
このバイクの使い方としては、キャリアを取り付ける、もしくはバイクパッキングで荷物を積んで中~長距離のキャンプツーリング辺りがベストかな~と思います。都心からでも距離の離れたキャンプ場であれば悪路はつきものですし、アップダウンはありますから軽さは重要です。
それなりに荷物を積載しつつ、カーボンフレームならではの軽さと振動吸収性を生かして、景色を楽しみつつツーリングを満喫してみてはいかがでしょうか。カーボンだと金属フレームよりも疲労がたまりにくいので、散々走った翌日の仕事に支障が出る事もないはず…(笑)。
店頭ではご覧のように、バイクパッキングをイメージした展示をしています。
サイズは私も試乗したSサイズです!カラーリングはこの一色のみの展開ですが、私好みの渋いカラーです。
敢えてサイクルウェアではなく、アウトドアブランドのウェアとコーデしたくなります。
是非ご検討ください。
現在、多くのご注文ご依頼をいただいておりますため、修理は『ワイズロードご購入車』を優先させていただいております。
修理の受付終了時間は閉店1時間前までとさせていただきます。
(状況によっては早める場合もございます)
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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