2022/06/17 23:31
ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストアの間野です。
おかげさまで大好評の『SYNAPSE CARBON』!キャノンデールが誇る快適エンデュランスロードバイク絶賛販売中です。
そのシナプスカーボン、発売が今年の1月半ばでしたから、もう5か月ですか。その間、実のところ試乗機会は一応あったのですが、若干事情があって十分な試乗とはいきませんでした。そんなこんなしている間に5か月も経ってしまったのですが、ようやく試乗機会を得られました。
目次
カラー:ブラックパール(BPL)
店頭在庫サイズ:48(推奨身長168cm前後)、51(同 175cm前後)、54(同 180cm前後)
メーカー希望小売価格¥407,000(税込)
乗り手のわたくしは身長174cm、体重●●kg(だいぶ重い)。SUPERSIX EVOでは54サイズが適正(サドル高はあまり出ないが、サドルセットバック量などが理由)ですが、SYNAPSE CARBONでは54だとハンドルが遠くなりすぎるのと、普段の乗車姿勢に対してハンドルが高くなるので、51が適正と考えています。
サイズに関しては弊社バイオレーサーライト(会員価格1,100円、30日以内の車体購入でキャッシュバック)で適正サイズを確認させていただくことができます。
乗車中、あるいは外での撮影フォトはありません(笑)
今回のSYNAPSE CARBON、主なセールストークとしては『Smart Senseによるライトとレーダーの統合機能』が挙げられていて、逆に言うと、これまでよく話題に上がってきた重量だとか剛性感だとかといった部分の話が、あまりメーカーサイドから出てきません。
バイク単体の性能としては、突出した部分が感じられない気がします。そう言うとネガティブに感じてしまうかもしれません。たとえば車道を走っていると、クルマの流れに乗るためにダンシングで加速する場面があると思います。ちゃんと加速はするのですが、その立ち上がり感はちょっと鈍いかな。
個人的には前作SYNAPSE CARBONではスタンダードモッドよりもHi-modのしゃきっとした乗り味が好ましく感じていましたし、普段乗っているのもSUPERSIX EVO Hi-modなので、個人的な用途とは反して硬めのフレームのほうが好きなのかなと思っています。
しかし信号に捕まらず、加減速が多くない状況でペダルを回し続けていると、かなり楽なことに気づきます。反応性という部分ではレーシングバイクに敵わないものの、持続的に回し続けることに関してはレベルが高いのかな。
そういえば路面からの振動の伝わりがあまり感じられない。現行のSUPERSIX EVOも振動減衰性はかなりハイレベルですが、やっぱりSYNAPSE CARBONはその上を行くみたい。甲州街道のかなりえぐれた路面に突っ込んでも、拍子抜けするような、振動を抑えた乗り心地でした。
振動減衰性が高く乗り心地が良いと、スピードを出す方向についてはポジティブな反応にならないよな、って思うのですが、確かに急加速は苦手でも、回し続けている状況でスピードがスポイルされるような感じはなく、ペースを守った走行はすごく得意で乗り心地が良いなって感じました。
つまりこのSYNAPSEは、加減速を繰り返すようなレース的な用途のバイクではないです。長い距離を自分のペースで楽しみたい、ロングライド層におすすめなバイクということです。その意味では、今回は通勤ライド(片道25km)でのテストだったのですが、まる一日、100km超のライドで試してみたいですね。
今回の売り、Smart Senseについて。
キャノンデールのセールスポイントとしてはライドの安全にフォーカスした装備で、1つのバッテリー兼コントロールユニットで前後ライトと後方警戒レーダーをコントロールします。
これも率直に言ってしまうと最初は、ビルトインでここまでくっつけてきちゃって、ちょい重いよね?なんて思ったりしてました。
しかし実際使ってみると、これなかなか良かったです。
実は以前にレーダー付きのSYNAPSE CARBON 2RLに試乗したことがあり、この時も夜の甲州街道を走ったのですが、後方からの接近に対して音と、ライトのパターン変化で知らせてくれます。これが凄く安心感あるんですよ。
脇をすり抜けられる時って、抜かれるまで気づかないことが多いじゃないですか、そうするとビックリしますよね。だけどレーダーで接近警報が出るだけで、一応の心づもりができる。もちろん追突から守ってくれるわけでないのですが、ゆっくり接近してくる車両、接近速度が速い車両、それぞれ分かるので安心感があります。
ええ、甲州街道なんか走ってたら、常に警報鳴りっぱなしなんじゃね?それ煩わしくない?って思ってました。実際使ったらそこまで煩わしくはなかったです。
今回試乗した3Lのように、レーダーが付属していないモデルにも、対応テールライトが既に取り付けられていれば後付け対応可能です。(レーダーユニット『Garmin Varia eRVR315 WW』税込25,300円)
また製品としてはGARMINとの共同開発品ですので、SYNAPSEユーザーではない方には最近発売された『Varia RCT715』をご検討いただくのも良いかと思います。
ライトの発光パターンなどは、キャノンデールのスマホアプリから細かく設定できます。
アプリを起動させ、前ホイールを回転させてペアリングをします。所有車両を登録するガレージにバイクを登録すると、ワランティー登録も完了。そしてバイクのページを開くと、Smart Senseやライトの設定ボタンが現れます。
Smart Senseの設定画面
ライトの設定画面。プリセットで4つのパターンが登録されていますが、この内容もカスタマイズできます。
今回、設定は変えず、いちばん明るい『ハイビジビリティ』で使用。前ライトはかなり明るいし、点灯状態でもフラッシュが入るので変化があって他者からの発見もされやすいと思います。
また朝の出勤時も点滅モードが自動起動。これはユニットに明るさを検知するセンサーが入っているみたいで、状況に応じて発光パターンが自動変化します。
試乗車をご利用に関してご案内いたします。
SYNAPSE CARBON 3 L
主要コンポーネント:Shimano 105
サイズ:51(推奨身長170cm前後)
カラー:ブラックパール
(1)ロードバイクに既にお乗りである(所有歴がある)方のみとさせていただきます。
(2)ヘルメットとグローブをご持参ください。これらの貸し出しは感染症対策のため行っておりません。
(3)ペダルはフラットペダルをご用意します。ビンディングペダルはお持ち込みであれば使用可能です。
(4)顔写真つきの公的身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード等)をお持ちください。社員証や学生証など当方で真偽を確認できない書類ではお貸出しできません。
(5)当方で用意する貸出同意書を確認のうえ、必要事項の記入をいただきます。
(6)試乗時間は約30分を想定しています。
(7)天候不良、整備都合等で貸し出しを休止する場合がございます。
ぜひキャノンデールが誇る快適エンデュランスバイクをご体感ください!
新型SYNAPSEを道玄坂のワイズロード渋谷キャノンデールブランドストアでご購入いただくと、通常は有償施工している ガラスコーティング『ガラスの鎧』『カガミの甲冑』を無料施工 します!(道玄坂限定)
『ガラスの鎧』は細かい傷などがつくのを防ぐことができます。また、『カガミの甲冑』は油や泥などの汚れを弾きやすくなります。いずれもロングライドで重宝すること間違いなし!
※施工には日数をいただくため即日納車ご希望の場合は施工できません。
長距離を快適に走行できるようなバイクのことを指します。
単語としての[ endurance]には『持久力』『耐久力』『忍耐』といった意味が並んできますが、『エンデュランスバイク』と言った場合には、これらの根性論的な状況を軽減するような仕様のバイクという意味合いに変化するようです。
世界的にはSUPERSIX EVOに代表されるようなレーシングロードバイクよりも、SYNAPSE CARBONのようなエンデュランスバイクのほうが人気があります。よくよく考えてみれば当たり前の話で、ロードバイク購入する人の大半がレースではなく、ロングライドする方のほうが多いからです。
ロードレーサーは、見た目シュッとしてるし軽いしカッコイイんですよね。しかし最近、よく思います。レースもやってた頃なら良かったけど、最近はレーシングロードバイクよりもエンデュランスバイクでゆったり走った方が姿勢的にも楽だし楽しめそう……って。
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SYNAPSE CARBONの詳しい解説はこちらをご覧ください!
こちらの2モデル3カラーに関してはお問い合わせください。
キャノンデールのご注文は渋谷道玄坂で!お待ちしております(*^^)v
17th June 2022
ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストア まのゆうすけ