
2015/10/24 16:25
昨年のちょうど今頃から始まった
「カーボンクリンチャーはホイールの新たな地平を開くか?」
シリーズ。
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完結編
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結論としては
「十分にこれまでのカーボンチューブラーホイールに対抗しうる」
となり、今シーズンの梅林の主力武器としてREYNOLDSのカーボンクリンチャー
46 AERO
が採用されたわけです。
それからこの一年の間に、当初は選択条件として挙げた
「フルカーボンリムであること」
(アルミの上にカーボンが乗っている構造ではない)
は、もはや当たり前 となり。
ついにあのカンパニョーロさんに続いて、フルクラムまでもが
と
RACING QUATTRO カーボン
と立て続けに、トップモデルと
ミドルグレードでのカーボンクリンチャーをリリースしたことで
もはやこの流れは決定的と言えます。
という流れを受けて、今年Y’s Road名古屋カスタム館で
「意外と売れたな」
というホイールが
REYNOLDS ATTACK と ASSULT
を、例によって地域癒着型を本分とする梅林が
レイノルズさんにお借りしまして。
(同じ名前だからといって、自宅で焼き窯で造っているわけではない・・・・・・はず)
車体に装着
まぁ何というか、今シーズンはレイノルズのホイールを付けていることが多かったので
違和感は全くない。
テストに使用するタイヤは、当然のことながら
シュワルベ ONE 25C
今シーズン、これも使用率の高かったタイヤで
普段とイコール条件にしたかったので登場です。
こちらも地域癒着型ですが何か?
ホイールのスペックとしては、
前後を実測すると
1,360g
カタログスペックで1,365gなので誤差の範囲といえます。
(クイックレバーなど含まず)
早速、まずはサンデーライドでの平地メインの80kmで走行。
ちょうど、コスモスが見ごろな庄内パヴェ地公園
まずですね。
挙動が素直。
非常に安定しており、違和感なく走れます。
というか、アルミホイールだっけ?と感じるほどの扱い易さ。
リムハイトが29mmとイマドキのカーボンホイールにしては低いせいもあって、
とても乗りやすい印象。
それでいて、カーボンリムそのものが硬いのかカッチリした感触で
振動はスポーク側で吸収しているイメージです。
実はこのATTACK、クリンチャーだけでなく
チューブレスも使用できる設計で、そのためリムの気密性を高く保つために
頑丈である必要があり通常のカーボンホイールとは違った、
アルミホイールのような乗り味になるのだと思われます。
一方、リムハイトが低いことで期待される
登坂性能はどうか???
この日は、「名古屋のカペルミュール」定光寺をある程度ペースを抑えて
登ったのですが・・・
重量以上に、登ってくれました。
使えます。
これは、使えるホイールです。
そして、数日後。
個人練習に、お付き合い頂いたのは・・・
他店で恐縮ですが、サイクルぴっとイノウエの
井上店長。
先だっての
最速店長選手権で、並み居る豪脚店長の中でも
惜しくも4位
さらに、今年の春の鈴鹿エンデューロ アタック120ソロ 優勝
昨年の秋の鈴鹿エンデューロ 4時間ソロ 優勝
の実力の持ち主。
店長選手権以来、なんだか仲良くなってしまい
今回の一緒に練習の運びとなりました。
豊田の定例と言える、26kmのアップダウンのあるコースを
変則的に2周半。
ノンストップでローテーションしながら、お互いに意地の張り合い?なのか
ペースを落とさず。
井上店長のマシンが、某S社のワークス+Z社のカーボンホイールという
「速くて当たり前と思われる」by ご本人
仕様に対し、遅れをとることなくついていけるホイールの性能・・・・・・。
使えます。
このホイールは使えます!!
実売価格で税込でも20万円を切るカーボンホイールとしては
非常に高い性能を持っています。
Y’s Road名古屋カスタム館では、現在メーカー欠品中のため
入荷待ちですが、店頭で予想外に売れたのも頷ける性能。
カーボンクリンチャーホイールとしては、非常におススメできる一本です!!